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プラハ城:ロブコヴィッツ宮殿にある眺めの良いレストランは洗練された盛り付けと味

2008年5月7日水曜日@プラハ/6回目

今年の旅はドレスデンDresdenとライプツィヒLeipzigとプラハPrahaが目的地。
今日はプラハの2日目、旅の最終日です。

今日はプラハ城Pražský hradを訪ねています。プラハ城の華、聖ヴィート大聖堂Katedrála Sv. Vítaのステンドグラスの美に魅了された後、プラハ国立美術館Národní galerie Prahaで素晴らしいデューラーやクラナッハを鑑賞しました。
再び、プラハ城に戻り、偶然に有名な衛兵交代に遭遇し、その後、プラハ城の奥にある黄金の小路Zlatá uličkaでフランツ・カフカの家でカフカの不条理文学に思いを馳せ、プラハ城の東端にある東門の上からの美しいプラハの旧市街の絶景を眺めました。

最後はロブコヴィッツ宮殿Lobkowiczký palácにある眺めの素晴らしいレストランに向かいます。広い広いプラハ城の中をうろうろしながら、ロブコヴィツ パレス レストラン & カフェRestaurace a kavárna Lobkowiczkého paláceをようやく見つけて中に入ると、ここだけは他の騒々しい空間とは別で、人もほとんどいなくてシ~ンとしており、テラス席もガラガラ。そして・・・・本当に眼下には素晴らしいプラハの街が見渡せ、そよそよと涼しい風まで吹いています。

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景色に見とれながらも、席に落ち着き、ちゃっかりこの旅最後の食事、スープやサンドイッチ、チキンシュニッツェルなどを注文。

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レストランの室内は豪華な内装。天井には植物の緑が描かれ、美しいシャンデリアもあります。

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出てきた料理を見てビックリします。今までのドイツの田舎料理とは違い、いかにもウィーンのハプスブルク家の影響と思われる洗練された盛り付けと味。ア~、ウィーンを思い出す!

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スープの後はメインのサンドイッチ、チキンシュニッツェルです。

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これはチェコ風ビーフグーラッシュです。素晴らしい味の料理でした。

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美味しいランチを堪能し、ロブコヴィッツ宮殿を出ます。後で悔やまれたのが、この宮殿の展示物を見なかったことです。その時はあまり気に留めなかったのですが、ロブコヴィッツ宮殿と言えば、ウィーンにも同名の宮殿があります(今はオーストリア演劇博物館Österreichisches Theatermuseumになっています。)。ベートーヴェンゆかりの場所です。フランツ・ヨーゼフ・マクシミリアン・フォン・ロプコヴィッツ(Franz Joseph Maximilian Fürst von Lobkowitz, 1772年12月7日 - 1816年12月15日)はベートーヴェンの2つ年下のオーストリアのボヘミア系貴族、ロプコヴィッツ家の7代目で、ウィーンに出てきたベートーヴェンを高く評価して、後援します。ルドルフ大公たちとベートーヴェンに終生、年金を与えました。ロプコヴィッツ侯爵は彼の死後もベートーヴェンが亡くなるまで年金を与えたそうです。そのロプコヴィッツ家のプラハの宮殿がこのロプコヴィッツです。プラハ城の中で唯一の私有の建物で現在もロプコヴィッツ家が所有しています。ウィーンのベートーヴェンの話に戻りますが、ベートーヴェンが飛躍した作品、交響曲第3番《英雄》はアン・デア・ウィーン劇場での公開初演に先立って、ウィーンのロプコヴィッツ宮殿でロプコヴィッツ家のオーケストラが1804年12月に非公開初演しました(1804年夏にロブコヴィッツ家がチェコに所有していた 「イェゼジー城」"Jezeří"(Zámek) で非公開初演したという情報もあります。)。ハイドン先生も立ち会ったそうです。当然、ベートーヴェンは交響曲第3番《英雄》をロプコヴィッツに献呈しています。そのほか、ベートーヴェンは以下の作品をロプコヴィッツに献呈しています。

 弦楽四重奏曲第1番~弦楽四重奏曲第6番(作品18の6曲)
 三重協奏曲
 交響曲第5番「運命」
 交響曲第6番「田園」
 弦楽四重奏曲第10番
 遥かなる恋人に(連作歌曲集作品98)
 
当然、このロプコヴィッツ宮殿にはベートーヴェンゆかりのものが充実しているそうです。少しだけ時間をさけば、展示物が見られたのにと臍をかみます。

ともあれ、帰国するために空港に向かう時間はどんどん迫っています。しかし、ここで粘るのがsaraiです。古典絵画は見たけど、近代・現代絵画は見てないよ! プラハ国立美術館の近現代部門はまったく別の場所です。ヴィレトゥルジェニー宮殿Veletržní palácにあるプラハ国立美術館Národní galerie v Prazeの分館にあります。プラハ城を出て、急いで、トラムで移動しましょう。何としても見たい作品があるんです。



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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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金婚式、おめでとうございます!!!
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10/07 08:57 堀内えり

 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

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公演では小沢、ショルティだけ

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クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
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07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

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