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シフの骨太で優雅でもあるブラームスのピアノ協奏曲第2番、熱い共感で支えるペトレンコ指揮のベルリン・フィル@ベルリン・フィルハーモニー 2022年2月12日

旅のブログを終了して、音楽のブログのみに専念したため、これまでのように毎日欠かさず、ブログをアップすることがなくなり、ずい分、楽になりましたが、反面、saraiは怠惰になっています。少し、記事を増やすことを考えています。音楽関連では、生のコンサート以外に、ベルリン・フィルのデジタル・コンサートホールの映像から、気に入ったコンサートを視聴して、生のコンサート同様に感想をアップしていきます。PCで視聴するのではなく、OPPO DigitalのユニバーサルメディアプレーヤーBDP-103JPを50インチの4Kテレビとオーディオシステムに接続して、高画質、高音質で聴いています。生で聴くのと同様とまではいきませんが、驚くほどの臨場感で聴けます。それにドイツからネット配信しているとは思えない素晴らしい響きに驚愕しています。サブスク契約で毎月、それなりの費用は払いますが、生のコンサート1回にも満たない額で素晴らしい指揮者やソロ奏者の演奏を聴き放題です。飽きるまでは聴きましょう。ちなみに旅のブログも2007年の南仏・ウィーンの旅を書き始める予定で準備中です。古い旅で恐縮ですが、持ちネタは16年前に遡らないともう、ありませんので、ご了承ください。

さて、ベルリン・フィルのデジタル・コンサートホールの記念すべき第1回目はハイティンクのマーラーと思い、交響曲第2番《復活》を聴きました。しかし、これは1990年代の古い画像で実はsaraiも所有しているものでした。1990年代のハイティンクがベルリン・フィルを振ったマーラーは第1番から第7番まであり、映像が残されているのは、第5番と第6番を除いたものです。演奏は素晴らしいのですが、いかにもベルリン・フィルのデジタル・コンサートホールにふさわしいものではなく、それに既聴のものばかりです。2000年以降は第7番と第9番があります。今後、それを聴くことにします。

ということで、聴き直したのは、今秋、来日予定のキリル・ペトレンコ指揮で、やはり、9月末から10月初めに来日するアンドラーシュ・シフのピアノでブラームスのピアノ協奏曲第2番という豪華プログラムです。
冒頭、シュテファン・ドールのホルンとシフのピアノが協奏しながら、輝かしいブラームスが奏でられます。そして、シフの意外にも骨太で熱く突っ込んだピアノ独奏が繰り広げられます。そして、それを引き継いだキリル・ペトレンコ指揮のベルリン・フィルがシフのピアノ以上に熱く燃え上がるような素晴らしい演奏です。実質、ペトレンコの指揮は初聴きですが、ベルリン・フィルを完全に掌握して、完璧なアンサンブルで密度の濃いブラームスを展開します。そして、何と言ってもペトレンコの顔の表情がいいです。完全に音楽に入り込んでいます。ベルリン・フィルは素晴らしい指揮者を獲得しましたね。秋の来日公演が待ち遠しくなります。
以降、シフとペトレンコが互いにインスパイアしながら、素晴らしいブラームスを演奏していきます。圧巻だったのは第3楽章。ソロのチェロとオーケストラがロマンあふれる演奏を展開し、シフのピアノも加わって、究極のロマンを表現していきます。
そして、決然としたピアノが主導して、第4楽章が始まり、音楽はどんどん高潮していきます。最後はヴィルトゥオーゾ的にピアノがコーダを奏でながら、フィナーレ。
感銘を受けながら、聴き入っていました。シフのピアノはもちろん、素晴らしかったのですが、それ以上にペトレンコ指揮のベルリン・フィルの恐るべき合奏力が見事でした。秋は生でブラームスの交響曲第4番が聴けるのが楽しみです。


この日のプログラムは以下です。

  2022年2月12日、ベルリン・フィルハーモニー

  指揮:キリル・ペトレンコ
  ピアノ:アンドラーシュ・シフ
  管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

  ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.83
  
   《アンコール》ブラームス:3つの間奏曲 Op.117 より第1曲 アンダンテ・モデラート 変ホ長調

なお、その他、以下の曲も演奏されました。(未聴)

  ヨゼフ・スーク:管弦楽と女性合唱のための交響詩《人生の実り》



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テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
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10/07 08:57 堀内えり

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08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

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