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ローマでカラヴァッジョ巡り:圧倒的なマタイ3部作!サン・ルイジ・デイ・フランチェージ聖堂

2011年10月10日月曜日@ローマ/3回目

サン・ルイジ・デイ・フランチェージ聖堂San Luigi dei Francesiに戻ってきました。今度は10時を少し過ぎていて、扉は開いています。まだ開いたばかりというのに、さすがにカラヴァッジョの絵の前には人だかり。でも、先ほどのサンタ・マリア・デル・ポポロ聖堂とは違って団体ツアーがいないのが救いです。
ここにはマタイ3部作という正面と両側の側面に聖マタイ伝を描き込んだ素晴らしい作品があります。

これがそのコンタレッリ礼拝堂です。


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ここは、カラヴァッジョのファンの聖地ともいえる場所になっています。
これらの絵は、ローマで無名だったカラヴァッジョを1朝にしてローマ中に知らしめてしまったという衝撃のデビュー作と言われています。最初に描かれた両側面の作品の充実度は素晴らしいものです。この絵を見ずして、カラヴァッジョは語れません。左側面の静かな緊張感、それに対して右側面のダイナミックな聖マタイの惨殺シーンの激しさ、この対比の凄さは見るものを引き込まずにはいないでしょう。もちろん照明のボタンはありますので、押し続けます。saraiが照明担当みたいになっています。

これが左側面の《聖マタイの召命》です。


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これが右側面の《聖マタイの殉教》です。


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正面には《聖マタイと天使》があります。これは両側面の絵の2年後に描かれたものです。側面の絵に比べるとサイズが小さいので構図がシンプルです。


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これで、今日の午前中のお目当ては終了です。この日の3教会の作品群はカラヴァッジョの頂点をいくものばかりで、満足感よりも圧倒される思いです。
カラヴァッジョ巡礼はこれで計19枚見ることができました。(取りこぼしは3枚)

サン・ルイジ・デイ・フランチェージ聖堂の内部空間はこんな感じです。正面に見える主祭壇画はフランチェスコ・バッサーノの《聖母被昇天》です。


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パイプオルガンも立派です。


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サン・ルイジ・デイ・フランチェージ聖堂から外に出ます。

教会の作品群はあまりにも簡単に鑑賞することができてしまいました。まだまだ時間があるので、すぐ近くのパンテオンPantheonにも行ってみましょう。
さすがにここは観光地中の観光地。人・人・人です。
パンテオン前の広場には、ローマ水道の水がチョロチョロ流れています。これがローマですね。


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パンテオンの古典的なファサードを見ながら、中に入ります。


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パンテオンの内部は人は多いのですが、それを感じさせないほど内部空間はとても広いです。ドームの天井の丸穴からの光が満ちています。


2011121518.jpg



ここではラファエロのお墓にお参りするだけで退散です。ラファエロらしく聖母子像の彫刻の下にお墓です。


2011121519.jpg



さて、意外にスムーズに予定が進んだので、ベルニーニの彫刻も見にいきましょう。


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テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

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オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

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ありがたいコメント、嬉しいです。マーラーのファンのかたにこそ、読んでいただきたかったので、気持ちを共有できた思いです。自然の中にこそ、マーラーの音楽の本質はあり

04/23 23:45 sarai

マーラーの作品を聴きながら、ブログを読ませていただいています。
読みながら画像を見て、マーラーの過ごした風景に想いを馳せて楽しんでいます。
素敵なブログをありがと

04/23 21:47 

マーラー6番ですか・・・ハンマー打撃は勘弁してほしいものです。あったとしても、3回目の打撃だけは・・・

04/11 18:10 sarai

まさにマーラー6番な状況です笑

04/11 17:51 kico

お互い、残念でしたね。今年でヨーロッパ遠征を終わりにする予定でしたが、悲劇的な状況になりました。天はまだ我に旅を続けよというご託宣を与えたのでしょうか。1年延期

04/11 03:13 sarai

以前にもコメントさせていただいた者です。来ましたね、楽友協会からのメール。私たちはとりあえず1年延期としましたが、どうでしょうね。困っている人が多い中贅沢な悩み

04/11 00:33 kico

お返事ありがとうございます。
本当に!私もレイルジェットや美術館の手配もしているので、祈るような気持ちです。

03/10 19:06 kico
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