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ローマでカラヴァッジョ巡り:ローマで最後のカラヴァッジョ《キリストの埋葬》

2011年10月10日月曜日@ローマ/6回目

システィーナ礼拝堂Cappella Sistinaを出て、本当のお目当てのカラヴァッジョを見に絵画ギャラリーに向かいます。そのためには、一旦入口に戻り、改めて絵画ギャラリーの方を目指すことになります。最初から絵画ギャラリーに行けばよかった・・・ということです。一目散にカラヴァッジョを探すと、すんなりと見つかります。これはとても素晴らしい絵です。
これが《キリストの埋葬》です。


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もともとは教会の祭壇画だったものです。教会で見るのにふさわしい作品に思えます。今日の午前中見た3つの教会の絵に引けをとらない圧倒的な迫力、魅力的な構図、背景の黒から浮かび上がる人物像のリアルさ、どれをとってもカラヴァッジョ渾身の作品です。
これでローマでのカラヴァッジョ鑑賞は終了。ほぼ予定通りに鑑賞できましたし、その魅力は十分に味わい尽くすことができました。
カラヴァッジョ巡礼はこれで計20枚見ることができました。(取りこぼしは3枚)

隣にはグイド・レーニの《聖ペテロの磔刑》があります。


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先ほど同一題材のカラヴァッジョの作品を見たばかりですが、その影響を受けつつもレーニらしい作品に仕上げています。この人も相当の腕前です。

この美術館では、ラファエロの《キリスト昇天》も見逃せません。ラファエロの最高傑作のひとつです。


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また、バチカン美術館ならではの名品がこれです。


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メロッツォ・ダ・フォルリのサンティ・アポストリ教会の壁画装飾の断片です。特に右端の《奏楽天使(リュートを弾く天使)》が有名です。

ジョットの祭壇画もあります。
これが《ステファニスキの祭壇画》です。


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またまたびっくり。ここにもミケランジェロの《ピエタ》が置いてあります。サン・ピエトロ大聖堂のオリジナルと違い、すぐそばで鑑賞できます。見ている人もいないので、楽に見られます。意外にここで鑑賞するのもいいのかも。


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帰りは、例の螺旋階段をグルグルと降りて行きます。登るよりはずっと楽ですね。


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螺旋階段を下から見上げます。美しいですね。


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バチカン美術館は、しっかりと観光(鑑賞)ルートが確立したことを実感しました。その他、中庭が開放されのんびり過ごせるようになっていたり、カフェが充実していたりと、バチカン全体がテーマパーク化した様な感じです。その方向性がいいのかどうかは分かりませんが、そうでもしないとさばききれないほどの観光客です。美術館の外に出ましたが、相変わらず多くの人がたむろしています。


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これからどうしようかと考えますが、やはりサン・ピエトロ大聖堂Basilica di San Pietro in Vaticanoにもまわりましょう。バチカンの建物に沿ってぐるりと回るだけですが、かなりの距離があります。頑張って移動です。こちらもかなりの人が並んでいます。


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移動ルートを地図で確認しておきましょう。


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大聖堂の巨大なファサードです。


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人が多い割りには、大聖堂へはバチカン美術館ほどではなく入れてもらえます。すぐ近くに短パン姿の家族がいたのですが、注意はされてましたが入れてもらえたようです。大聖堂も祈りの場というより、観光地ですね。
内部も礼拝用の椅子はほとんど置いてなくて、大空間が観光客でいっぱいです。まずは、saraiの大好きなミケランジェロのピエタを見ます。これがオリジナルの本物です。


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かなり遠くからのガラス越しの鑑賞ということもあり、以前初めて見たときのような感動・ときめきは残念ながらありません。

大聖堂の中も、折角ですから見ていきましょう。
さすがにドームの大天井はスケールが大きく、圧倒されます。


2011121822.jpg



ベルニーニの作品群も鑑賞します。



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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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aokazuyaさん

コメントありがとうございます。デジタルコンサートホールは当面、これきりですが、毎週末、聴かれているんですね。ファゴットのシュテファン・シュヴァイゲ

03/03 23:32 sarai

DCHは私も毎週末、楽しみに聞いています。
・スーパースターには、ファゴットのシュテファン・シュヴァイゲルトの名も挙げたいところです。
・清水直子さん後半のみ登場、D

03/01 19:22 aokazuya

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大学入学直後からの長いお付き合い、素晴らしい伴侶に巡り逢われて、幸せな人生ですね!
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08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
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07/08 18:59 sarai

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公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai
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