fc2ブログ
 
  

ナポリは天国と地獄:カポディモンテ国立博物館は名作の宝庫

2011年10月11日火曜日@ローマ~ナポリ/8回目

カポディモンテ国立博物館Museo Nazionale di Capodimonteでカラヴァッジョを見たところまでご紹介しましたが、実はカラヴァッジョを見たのは3階のフロアに上がってからです。その前に2階のフロアで名画の数々を見ていたので、時を遡って、その2階のフロアの名画をご紹介します。
ここにはベネツィアの巨匠ティツィアーノの傑作が揃っています。
《パウルス3世の肖像》です。ファルネーゼ家出身の教皇パウルス3世はティツィアーノのパトロンでもありました。そもそもこのカポディモンテ国立博物館の美術品はファルネーゼ家の収集品が中心になっているので、この作品はこの美術館に最もふさわしい作品と言えるでしょう。


v2FBsc_ivp89a5.jpg



《ダナエ》です。ティツィアーノらしい、とても美しい作品です。こういう美女を描かせて、彼の右に出る者はいませんね。


D_WFdzRzfjf5b1.jpg



《マッダレーナ》です。これもティツィアーノのお得意のポーズの1枚です。虚空を見上げる美女の表情の美しさといったら、たとえようもありません。


PbrXSG4hpa817f.jpg



マザッチオの《キリストの磔刑》です。ルネサンスの始祖マザッチオの代表作のひとつであり、この美術館を代表する1枚でもあります。


b2g7Sn3WZm7837.jpg



パルミジャニーノの《アンテア》です。マニエリスムを代表する画家の見事な作品です。この美術館のポスターにもなっています。


nM2Um0g0kh981e.jpg



グイド・レーニの《アタランタとヒッポメネス》です。今回の旅では、この画家の作品によく出会います。この作品も恐いくらい美しく魅惑的です。


CuHyGwlnuvf1e5.jpg



ゴヤのスペイン王家の肖像画2点です。
《カルロス4世の肖像》です。プラド美術館に家族の有名な肖像画がありますね。


bwIFnDoO4Yc40f.jpg



《マリア・ルイーズの肖像》です。カルロス4世の王妃です。ゴヤは本当に赤裸々な肖像を描きます。こんなふうに描かれて、国王・王妃はお怒りにならなかったのでしょうか。それとも、この絵が分からなかったのか、度量が大きかったのか・・・謎です。


w3Co23ZmT13fb3.jpg



最後にこれは作者が分かりませんが、モデルのあまりの美しさにsaraiがくらくらっときてしまい、とても気に入った無名の絵画です。絵の内容からはマグダラのマリアでしょうか。現実にこんなに美しい女性がいるんですね!(きっと、モデルが超美人だったに違いないと思います。)


bjKfYGaMk5d31c.jpg



このあたりでこの美術館には満足。この他にも素晴しい作品が揃っています。さすがにローマの名門ファルネーゼ家のコレクションです。
このカポディモンテ国立博物館で美術品とともに忘れてはならないのが景色です。丘の上の王宮の建物なので、見晴らしがいいことこの上なしです。ナポリの街とその向こうにナポリ湾が見えています。


We33ly2Vb4abfb.jpg



左に目を転じると、ナポリのシンボルのヴェスヴィオ山Vesuvioがよく見えます。


2ey8W1rXUE173c.jpg



美術館を出て公園内を歩いていると、公園内の建物が夕陽に輝いています。もう夕刻です。


5sOiNbeguga306.jpg



ここから、楽しみにしていたナポリのピザを夕食で食べるために、有名レストランのブランディに携帯で予約を入れます。また、バス停に戻りましょう。すると、前を歩いているカップルに気が付きます。


bUpuEL78h187b2.jpg



何と男性のTシャツには日本語でウルトラマンと書かれています。意味分かって着ているんでしょうか。日本では、あまり大人は着ていませんね。

では、ナポリのピザを楽しみましょう。




↓ saraiのブログを応援してくれるかたはポチっとクリックしてsaraiを元気づけてね

 いいね!



関連記事

テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

コメントの投稿

非公開コメント

人気ランキング投票、よろしくね
ページ移動
プロフィール

sarai

Author:sarai
首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

来訪者カウンター
CalendArchive
最新記事
カテゴリ
指揮者

ソプラノ

ピアニスト

ヴァイオリン

室内楽

演奏団体

リンク
Comment Balloon

最後までレビューありがとうございます。最後は時間の都合がつかず視聴できず、非常に残念でした。

アンコールも含め好評のレビューを見てますます残念ですが、お陰様でど

04/02 12:33 

michelangeloさん

saraiです。大変、ご無沙汰しています。
このたびは過分なご評価いただき、恐縮しています。

よいコンサート、オペラを聴くと、興奮して、記事を書き過

03/31 01:42 sarai

sarai様

こんばんは。

3月に8回も《トリスタンとイゾルデ》公演が開催される東京は音楽都市です。再び御感想を拝読し、改めて感じるのはsarai様のクラシック音楽オペラ公

03/29 21:28 michelangelo

《あ》さん、saraiです。

結局、最後まで、ご一緒にブッフビンダーのベートーヴェンのソナタ全曲をお付き合い願ったようですね。
こうしてみると、やはり、ベートーヴェン

03/22 04:27 sarai

昨日は祝日でゆっくりオンライン視聴できました。

全盛期から技術的衰えはあると思いましたが、彼のベートーヴェンは何故こう素晴らしいのか…高齢のピアニストとは思えな

03/21 08:03 

《あ》さん、再度のコメント、ありがとうございます。

ブッフビンダーの音色、特に中音域から高音域にかけての音色は会場でもでも一際、印象的です。さすがに爪が当たる音

03/21 00:27 sarai

ブッフビンダーの音色は本当に美しいですね。このライブストリーミングは爪が鍵盤に当たる音まで捉えていて驚きました。会場ではどうでしょうか?

実は初めて聴いたのはブ

03/19 08:00 
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR