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イタリア半島を南下し、シチリアへ:列車がそのままフェリーに載り、シチリア島へ

2011年10月14日金曜日@アマルフィ~メッシーナ/3回目

今日はアマルフィからサレルノ経由でシチリア島のメッシーナまで大移動しています。行程を地図で確認しておきましょう。


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サレルノSalernoからメッシーナMessinaまでの長い鉄道の旅のお供は「おせんにキャラメル」ですね。日本から持ってきた海苔巻せんべいやピーナッツをつまみながら旅は続きます。途中の大きな駅、ラメツィア・テルメ中央駅Lamezia Terme Centraleを過ぎます。まだ、メッシーナまでは2時間以上かかります。


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やはり、10月は日が沈むのが早いですね。6時頃には薄暗くなり、ようやく海峡の対岸のシチリアのメッシーナの綺麗な街明かりも見えてきます。


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ヴィッラ・サン・ジョバンニ駅Villa San Giovanniに到着です。


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いよいよ列車を分断して、このまま列車ごとフェリーに乗るのです。この列車は8両編成なので、4両ずつに切り離してのフェリー乗り込みになります。フェリーの中には線路が3本あるので、最大12両を3分割して搭載可能です。我々の乗った車両の切り離し作業が始まります。


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切り離し作業が完了です。


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切り離した4両分の車両は接続した電車によって、フェリーに積み込まれます。もう、車両はフェリーの船内です。


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車両を押してきた電車は切り離されて、次の車両を積むために戻っていきます。


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電車はフェリーの外に出て行きます。


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我々の車両が積み込まれたフェリーの船内の様子です。我々の車両の乗っている線路の右側にもう2本の線路が空いています。


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やがて、分割されたもう一方の4両の車両がフェリーに乗り込んできます。


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車両はほとんど船内に飲み込まれようとしています。


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我々の車両と並行して、もう4両の車両が船内に収まりました。まだ、真ん中の線路が空いているので、もう4両分積み込める余裕があります。


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やがて、役目を終えた電車がフェリーから出て行きます。


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列車乗り込みが完了すると、フェリーは実に静かに出航します。乗客はそのまま車両に残ってもいいのですが、折角ですから、車両から降りてフェリーの上部デッキに出てみましょう。船内の階段を勝手に上ってもよいみたいです。


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車両を格納した層の1つ上の層には自動車が乗り込んでいます。一番上のデッキに出ると、夜の暗闇のなかにイタリア本土とシチリアの両方の街灯りが見え、間の海峡は真っ暗闇です。


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舳先を転回したフェリーはイタリア本土のサン・ジョバンニを離れて行きます。


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ミラノに到着してから1週間ほどのイタリア本土滞在でした。よかったことも悪かったことも多々ありましたが、ずい分長居をしたような気がします。まだイタリア国内ではありますが、この後はシチリア島に渡り旅は続きます。もうトラブルは勘弁してほしいものです。何の根拠もなく、もうこれ以上は何も起きないような気がしていたのですが・・・。この後海峡を渡ります。


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テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

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いつか巡りたいです

素敵ですね。私がいつか巡りたいと考えていたコース網羅です!
シニアになってこんな旅が出来るご夫妻、憧れます。

いつか叶えます!参考になりました。
有難う御座いました。

No title

saraiです。コメントありがとうございました。

お褒めをいただき、光栄です。

あなたもいつの日か、ご自分なりの旅を実現してください。
saraiの旅はもうすぐ終わるでしょう。もう十分に満喫しました。

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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
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08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
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