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sarai流パリ散策:美味しいランチを求めて、セーヌ川の橋巡り??

2011年4月2日土曜日@パリ/2回目

オルセー美術館Musée d'Orsayは思わぬ不完全燃焼に終わりましたが、気を取り直して、美味しいランチをいただきに行きましょう。

今日ランチするレストランは事前にリストアップしておきました。
第1候補のレストランにテーブル予約をしようと電話をかけますが、誰も電話に出ません。
第2候補の眺めがよいと評判のモンパルナスタワーの67階のお店に電話すると、予約はできますが、窓際の眺めの良い席はないとのことでこれはこちらからお断りします。

第1候補のお店はシテ島ILE DE LA CITÉのポンヌフPont Neufの右岸にあり、もう一つ予備の候補は左岸にあるので、フラフラとセーヌ河畔を散歩しながら行ってみることにします。今日は良いお天気で、気温はどんどん上がり、暑いほどです。
しばらく、セーヌ川と川にかかる橋を眺めながらのぶらぶら歩きです。
対岸にルーブル美術館Musée du Louvreが見えてきます。見えている橋はロワイヤル橋Le Pont Royalです。ちょうど、遊覧船が橋をくぐりますね。


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ロワイヤル橋の袂です。正面にルーブル美術館、といっても端っこですが、堂々としています。


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続く橋はカルーゼル橋Pont du Carrouselです。橋の4隅に立つルイ・プチト作の彫像が立派です。橋の向こうには先ほどのロワイヤル橋からルーブル美術館の建物が続いており、まだまだずっと先まで続いています。何と巨大な建物でしょう。橋の先の道路はルーブル美術館の建物をくぐって、カルーゼル広場Place du Carrouselにつながっているようです。カルーゼル広場と言えば、前日訪れたカルーゼル凱旋門Arc de Triomphe du Carrouselのある広場です。


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次は有名なポンデザールPont des Arts(芸術橋)が見えてきます。繊細な鉄骨の骨組みが美しいですね。


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ポンデザールはセーヌ川左岸のフランス学士院Institut de Franceと右岸のルーヴル宮殿のクール・カレCour Carrée(方形宮)を結んでいる歩道だけの橋です。板張りというのがお洒落ですね。横浜の大桟橋を思い起こさせます。この橋も向かいはルーブル美術館ですから、ルーブル美術館に沿って、セーヌ川に3つも橋がかかっているんですね。


2011071125.jpg



河畔のパリ名物古本の屋台を眺めながら歩いて行くと、もうシテ島まで来ました。
あれ、目指すレストランがありませんね。そのあたりをよく眺めるとシャッターを閉めたレストランを発見。人気のレストランだと観光案内書に紹介されていたのですが、店仕舞したのでしょうか。


2011071126.jpg



この第1候補だったレストランをあきらめ、もう一つの予備の候補のレストランに向かいます。
レストランは左岸にあるので、セーヌ川を渡ります。
セーヌ川の右岸とシテ島と左岸を繋ぐポンヌフPont Neuf(新橋)です。これまた、超有名な橋ですね。ヌフNeuf(新しい)という名前とは裏腹にパリで現存する最古の橋です。


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橋の中程ではシテ島の端っこをかすめています。そこからはシテ島内の通りが続いています。通りの先に見えるのはサント・シャペルSainte chapelleでしょうか。ノートルダム大聖堂Cathédrale Notre-Dame de Parisはさらにその向こうですね。


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ここから、ポンヌフの残りの橋を渡って、対岸に向かいます。


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ほぼ、ポンヌフも渡り終えました。正面の真ん中のこちらに突き出した形のビルが、目指すレストランのあるビルのようです。


2011071130.jpg



ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


2011071101.jpg



観光案内書によると、目指すレストランKongはこのビル(Kenzoビル)の5階にあり、ポンヌフが正面に見え、空とセーヌ川が一望できる見晴らし抜群のお店らしいです。さらに、日本人のデザイナーが装飾を手掛け、料理もフランス人と日本人がコラボして担当しているとのこと。ちょっと楽しみです。


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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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07/08 15:53 じじい@

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久々のコメント、ありがとうございます。
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06/18 12:46 sarai

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