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アルルはゴッホの名画の舞台:アリスカン墓地

2011年4月3日日曜日@アヴィニョン~アルル/4回目

アルルArlesの街のゴッホ探訪は、次にアリスカン墓地Nécropole des Alyscampsに向かいます。少し遠いので、間違えずに歩かないといけません。途中で具合よく、ツーリスト・インフォメーションを発見。ここはちゃんと開いています。


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市内地図をもらい、その地図上でアリスカン墓地の場所をしっかりと教えてもらいます。ついでに予定にはありませんが、「アルルの跳ね橋」の場所も確認します。やはりアリスカン墓地からは逆の方向で遠く、出かけるのは少し無理なようです。
アリスカン墓地への地図を辿り、裏通りのアリスカン通りAvenue des Alyscampsにはいります。ここでもプラタナスの並木が綺麗です。


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水縁の小道があったので、小川(実は運河です。クラポンヌ運河Canal de Craponne)に沿って歩きます。とても気持ちのよい小道です。春うららという感じ。


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ぶらぶら歩くうちに、アリスカン墓地に到着です。鉄道線路の踏切のすぐ先に、鉄柵に囲まれた墓地があります。
入口で入場チケット(一人3.5ユーロ)を購入すると、12時にはクローズするので、それまでには外に出るようにと、お姉さんから強いお達しです。まだ、11時過ぎですから余裕ですね。でも、早く来てよかった。昼休みがあるとは知りませんでしたから・・・。

墓地に入ると、静かな緑に包まれた道がずっと先のほうに続いています。確かにゴッホの絵に描かれた通りの雰囲気です。


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少し進むと道の両側に石棺が並んでいます。


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ここでも、ゴッホのパネルを発見。ゴッホの絵では並木は青色ですね。石棺が並んでいるのは同じです。


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何となく絵を描いた場所が気になるので、それらしい場所を探して、そこからパチリ。少し、違うかな・・・。


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奥のほうに進むとサン・トノラ教会Chapelle Saint-Honoratが見えます。

これは、ゴッホと一緒に制作したゴーギャンの絵の風景です。


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間近に見たサン・トノラ教会です。


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ちょっと中に入ってみますが、簡素で小さなステンドグラスがあるだけです。


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さて、そろそろお姉さんに厳しく言われた時間ですから、戻りましょう。墓地の入口からはだいぶ奥まできています。入口はずっと先のほうで見えません。


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道の端に綺麗なアイリス?が咲いています。ゴッホもアイリスの花を描いていましたね。


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アリスカン墓地でゴッホとゴーギャンの作品に描かれた場所を見て、満足。これで一応ゴッホの足跡を巡るツアーは終了です。12時をまだ15分以上残していますが、墓地の入口は既に閉じられています。我々の姿を感知したらしい先ほどのチケット売り場のお姉さんが、入口を開けてくれます。sarai達が出ると、入口の柵をきっちりと閉じて、お姉さんは戻っていきます。


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後で入口の方を振り返ると、新たに到着したらしい見物客と彼女がもめている様子です。それもその筈ですね。アルルにとって、ゴッホは最大の観光資源ですから、もう少し何とか考えればいいのにと思います。それにしても我々は幸運でした。多分、午前中最後の入場者だったようです。

ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


2011072201.jpg



さて、ちょうどお昼です。ランチでもいただきましょう。



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テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
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08/04 21:31 G線上のアリア

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07/08 18:59 sarai

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07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

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06/18 08:33 五十棲郁子

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