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ウィーンの日本チャリティコンサートに熱い思い・・・そして、グルメ

やっぱり・・・晴れてます!
でも、今日も冷たい風が強く吹いています。

今日は、saraiのウィーンのお友達のはっぱさんと2つのコンサートをご一緒するので、saraiはルンルンです。10時30分の待ち合わせなので、急いで身支度をして、ちゃっちゃと朝食を済ませて出かけます。
行き方はいろいろあるので、新しい物好きのsaraiとしては、利用したことのない路線を利用して移動します。待ち合わせ時間ぴったりに、フォルクスオーパーに到着。はっぱさんはまだのようです。

今日のチケットを取り換えるために列に並んでいると、はっぱさんが登場です。9か月ぶりの再会です。
と、これまたブログ仲間のFeriさんとも待ち合わせだっのですが、はっぱさんのお引き合わせで、初対面となりました。
皆がここで集合となったのは、このフォルクスオーパーで、日本支援のチャリティーコンサートがあるからです。

これはもちろん震災後に急きょ決まったコンサートでフォルクスオーパーに関係する歌手たちが一堂に集まったガラ・コンサートです。このコンサートの収益は日本赤十字に寄託されることになっています。日本人歌手でここで以前に活躍していたメゾソプラノの中嶋彰子さんも参加しています。最後は山田耕作の赤とんぼなども歌われ、全員起立しての《君が代》で幕を閉じました。収益金は600万円以上になったそうです(隣の席のウィーン在住の方に教えてもらいました)。日本人として、こういうコンサートを企画してくれた方々やコンサートに参加してくれた音楽家のみなさんやコンサートに来場し、チャリティに参加していただいた聴衆のみなさんの一人一人にありがとうを言いたい気持ちになりました。日本は全世界から復興を支援してもらっているのが現地でよく分かりました。1日も早い復興を力を合わせて成し遂げていきたいものですね。世界も暖かい目で見守ってくれています。

コンサート終了後は、ブログ仲間4人での楽しい食事会となりました。
Feriさんは帰国のため、慌ただしくさようならです。その後は、そのままお茶をしながらおしゃべりは続きます。

さぁ、本日2つ目のコンサートに移動しましょう。はっぱさんの車での移動なので楽ちんです。もちろん慣れた運転と、手慣れた駐車場探しで、無事コンサートホールに到着です。
このコンサートはもともとの予定。ウィーン楽友協会でのウィーン・トーンキュストラー管弦楽団の演奏会です。曲目はマーラーの交響曲第6番《悲劇的》です。この演奏会の記事は別稿にします。

コンサート終了後は、はっぱさんご推奨のグルメレストランに向かいます。ハンガリーとの国境近くまで、高速を利用しての1時間のドライブです。ウィーンの市街地を抜けると、小高い丘が延々と続きます。すべてブドウ畑。ブドウ畑の中に点々と桜の木あり、今まさに満開です。さらに進むと、どこまでもどこまでも真っ平らな大平原が広がります。一面美しい緑の大地です。うっとりと見とれてしまいすね。

と、ワイン蔵が立ち並ぶ村に到着。その中にさりげなくそのレストランはありました。元は古い農家だったそうですが、とってもオシャレなレストランにリノベーションされています。レストランの隣の建物の煙突の上に、コウノトリが巣を作っていました!
シェフは意外にもとっても若く、はっぱさんに親しげに挨拶にいらして、私達も紹介してもらいました。

食事は、6品のコースを選択。で、すべての料理にそれぞれ合うワインも選んでもらうことにしました。しかも、sarai&配偶者に別々にということで、なんと12 種のワインを楽しめるということになりました(はっぱさんは車の運転があるので我慢してもらいました。)。次々と出される料理は、実に洗練された素材の味を引き出した料理で、素晴らしいものでした。量も、6品を楽しみながら頂ける(満腹にならない)よう配慮されていて、最後まで本当に美味しく頂けました。どれほど美味しかったかを伝えられないのが残念です。メインの料理、ガチョウのソテーだけ紹介しておきましょう。


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この料理に合わせていただいた赤ワインはこの2本でした。


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鉄道でもバスでも行けないレストランではっぱさんのアテンドなしには絶対に行けなかったレストランでした。持つべきものは友ですね。
食事の後は、美しい星空を眺めながら、ホテルまで送っていただきました。はっぱさんに、充実した楽しい1日を感謝です。

明日もオペラ。一番楽しみにしていたウィーン国立歌劇場の《アンナ・ボレーナ》です。世界の歌姫で人気を2分するアンナ・ネトレプコとエリーナ・ガランチャの2人が出演する超豪華オペラです。


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テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

もろともにあはれとおもへ山ざくら 花よりほか

通りすがりさん

コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
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