ウィーンのブルク劇場のクリムトの絵を拝見
ところで今日のウィーンは小雨模様。降ったり、やんだりです。フード付のウィンドブレーカーを羽織って出かけます。特に大きな目的があるわけではありません。また、夜のオペレッタに備えて自重するのが1番です。
それでも今まで気になっていたブルグ劇場に向かいます。ここにはクリムトの装飾画があるので前から見たかったんです。で、館内ガイドツアーでしか見せてもらえませんが、その時刻が15時なので、場所とかをチェックしに行きました。結果、ガイドツアーには随分、時間があるので、付近を散歩することにしました。
ウィーン市内には珍しく高台があり、階段もあります。この階段を上るとベートーヴェンが住んでいたパスクァラティハウスと呼ばれる建物があります。「運命」、ベト7(のだめカンタービレの主題曲の第7交響曲)、オペラ《フィデリオ》、「エリーゼのために」などが作曲された歴史的な建物です。まあ、そういうこともありますが、この高台をぐるっとまわって、向こう側に降りる階段があり、その階段の風情のあること、驚くほどです。下から見た階段をご紹介しましょう。

ちょっと疲れたところでカフェの老舗のラントマンで休みます。お昼時なのでケーキにするか、ランチにするか迷いましたが、とりあえず、ランチを頂きました。スープとメインのセットです。で。ケーキですが、別の有名カフェに行くことになりました。昔王室御用達でエリザベートも愛用していたカフェ「ゲルストナー」です。ここで2人でチェコレートトルテを分け合って頂きました。

こんなにゆっくりしていたら、ブルク劇場のガイドツアーの時間が迫ってきました。ガイドツアーの案内はすべてドイツ語でさっぱりです。事前に配布してくれた英語の紙を参考にします。いずれにせよ、見たいのはクリムトの天井画だけです。

この後、ホテルで休息しましたが、たいして午睡できる時間はなく、そこそこで今夜のオペレッタを聴きにフォルクスオーパーに向かいました。今日の演目はヨハン・シュトラウスの《こうもり》。有名なオペレッタですから、気楽に聴きましょう。とても楽しい公演でした。ここでもブログでお付き合いのある方と初対面。ウィーンも狭いですね。

オペレッタの詳細は別稿で記事を書きました。
今日も夜遅くなってのホテル帰還です。明日も朝寝坊パターンですね。
明日はウィーン最後の夜でまたまたフォルクスオーパーでオペレッタ《チャルダッシュの女王》です。
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