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トレドはエル・グレコの街:カテドラル(大聖堂)はスペイン・カトリックの総本山

2014年5月30日金曜日@トレド~グラナダ/5回目

サント・ドミンゴ・エル・アンティグオ聖堂から、カテドラルに向かいます。このサント・ドミンゴ・エル・アンティグオ聖堂は昨日も来たので、この辺りの道は分かっています。昨日も通ったサン・イルデフォンソ聖堂を通って、そこから坂道を下りていきます。例によって、くねくねした狭い入り組んだ路地が続きます。路地の途中には、トンネルのようになったところもあります。

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路地はますます狭くなり、すれ違いも難しいくらい。

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やがて、青空にすっくと立つカテドラルの尖塔が視界にはいります。複雑な路地を迷いもせずに、最短距離でカテドラルに到着できました。

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少し位置をずらして、カテドラルの尖塔を見上げます。うん、とても美しいですね。この尖塔(鐘楼)は90mの高さを誇ります。

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カテドラル横の市庁舎広場Plaza Ayuntamientoに出ました。広場にはエル・グレコの絵画の大きなパネルが並んでいます。エル・グレコの記念の年にふさわしいですね。広場の向かいに塔を持つ建物が見えていますが、これは市庁舎Ayuntamiento de Toledoです。右側の建物は大司教館です。

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市庁舎広場からカテドラルの建物に沿ってカルデナル・シスネロス通りCalle Cardenal Cisnerosを進むと、カテドラルの入口に出ました。この入口は通用門ですが、ここが参観者の入場口になっています。

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サント・ドミンゴ・エル・アンティグオ聖堂から、このカテドラル入口までのルートを地図で確認しておきます。

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入口前で見上げると、カテドラルSanta Iglesia Catedral Primada de Toledoの壮麗な建物が圧倒的な存在感で迫ってきます。このトレドのカテドラルはブルゴス大聖堂、レオン大聖堂とともに、スペイン・ゴシック様式の3大カテドラルと呼ばれています。スペインのカトリックの総本山でもあります。

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カテドラルの右手の方です。こちらにも尖塔が見えます。

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カテドラルだけは、事前にネットで購入したセットチケットには何故か含まれていません。ですから、ここでチケットを購入する必要があります。カテドラルの向かいのお土産物屋さんの中にカテドラルのチケット販売窓口があります。チケットを求める長い行列ができています。並びましょう。

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saraiが列に並んでいる間に、配偶者は再びカテドラルを撮影。

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すぐに配偶者がsaraiの代わりに列に並んでくれたので、今度はsaraiがカテドラルの美しい建物を撮影します。
まずは入口前から撮影開始。

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入口から右手の方に移動しながら撮影します。

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右手の方には、素晴らしい彫刻が施された門があります。《ライオンの門》と呼ばれています。

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これは《ライオンの門》を右側の方から見たところです。

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繊細な彫刻を子細に眺めます。見事ですね。

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《ライオンの門》の右手からカテドラルの全景を眺めますが、とても写真に収まりきれない巨大な建物です。ローマ・カトリック教会で世界で4番目の大きさというのもうなづけます。

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青空に突き出ている大きなドームは1631年にホリヘ・マヌエルが制作したものです。これはカテドラル正面の右側の塔を裏から見たものです。

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これはカテドラル正面の左側の塔の先端を見たものです。

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十分にカテドラルを眺めたので、そろそろ配偶者が並んでくれているチケット購入の列に戻ります。


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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
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