欧州鉄道周遊の旅、遂に完! フランクフルトから帰国
アルテ・マイン橋Alte Mainbrückeを渡り終えた後、マイン川Main沿いの遊歩道を歩きながらホテルの方に向かいます。暖かい陽気に誘われて、川の堤の遊歩道はカップルや若い子たちの仲間でいっぱいです。

まだ陽は高く、汗ばみます。上着も取って、半袖のシャツ1枚で歩きます。
この遊歩道からの眺めはとても素晴しい。マイン川、アルテ・マイン橋、マリエンベルク要塞Festung Marienbergというヴュルツブルクの景観すべてが揃っています。

遊歩道は美しい花であふれています。ドイツの春はとても綺麗です。

遊歩道の先には、遊覧船乗り場。先程、マリエンベルク要塞から見えましたね。でも、残された時間では残念ながら乗船することは無理なようです。

ちょうどホテルのところで川の堤から抜けるトンネルがあり、街のなかに出ます。

すぐにホテル。まだ少し電車の時間には早いですが、最後の行程なので慎重に早めの行動をとります。昨日と逆の経路でトラムの2番に乗って、ヴュルツブルク中央駅Würzburg Hbfです。
ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。

駅のショップで、電車の中での飲み物と軽食を買って、プラットホームに移動。
ここは階段しかないと覚悟していると、何と階段の横の荷物用のベルトコンベアが動いています。最後は楽させてもらいます。予定時間15時55分に少し遅れてICEが到着。今回はセカンドクラスです。ヴュルツブルクWürzburgを発車すると、すぐにマイン川沿いを走ります。

このあたりのマイン川はとても美しい流れです。

1時間半の乗車で17時22分に定刻でフランクフルト空港駅Frankfurt am Main Flughafen FernbahnhofにICEは滑り込みます。
パリから始まった欧州鉄道周遊の旅もこれで完結です。旅全体を俯瞰するとともに、ヴュルツブルクからフランクフルトへの鉄道ルートを地図で確認しておきましょう。

電車から降りるときは近くにいた車掌さんが親切に荷物を下ろすのを手伝ってくれ、空港への通路まで教えてくれます。ダンケ・シェーン!!
さて、ともかく邪魔な荷物を預けてしまいましょう。今日の飛行機はJALで搭乗はターミナル2です。指示板にしたがって進むと、ターミナル1からターミナル2へのシャトルバスに乗れとのこと。ちょうどバスは待っています。シャトルバスでかなり移動して、ようやくターミナル2です。建物に入って少し探すとJALのカウンター。WEBチェックインは済んでいるので荷物を預けるだけです。まだ時間が早いせいかカウンターもがらがらで、すぐに荷物を預けられます。
ただ、今回はウィーンでRIMOWAのスーツケースを免税で買ったので、いったんスーツケースを持って出国審査の外側の税関のスタンプをもらう必要があります。JALのお姉さんに場所をよく聞いて税関に行き、免税書類にスタンプをもらって、そこでスーツケースも預けます。これですっかり身軽になります。
さて、フランクフルトといえば、やはりフランクフルトソーセージを食べないといけないでしょう。空港のレストランエリアに向かいます。この空港はとても立派です。

ドイツ料理のレストランを探すと、何と何とそこにはフランクフルトソーセージはもちろん、ミュンヘンの白ソーセージ、ニュルンベルグソーセージまであります。が、ここはぐっと抑えて、フランクフルトソーセージを1皿だけ頼んで、それだけでザッツ・オールと言うとウェートレスのお姉さんもニッコリ笑いながら分かったわよとのこと。お腹にちょうどいいくらいの大きなソーセージが2本のっています。

ところがテーブルの上のメニューを見ていると、Mövenpickのアイスクリームがあります。去年スイスに行ったときに美味しくいただいたアイスクリームで懐かしくなり、追加注文。もちろん、オーネ・ザーネ(ホイップクリームなし)でお願いします。

そろそろ時間です。出国審査を受け、手持ちの免税品の書類の税関スタンプをもらい、横にあったリファンドのカウンターで免税のお金をいただきます。もちろん、ユーロのキャッシュで受け取りです。またすぐにヨーロッパに戻ってきたいですからね。
これですべて終わり。少し免税ショップものぞきますが、今更買うものも余分なお金もありません。さっさと手荷物検査を受け、搭乗口に向かいます。搭乗までの時間が1時間はあるので、PCを立ち上げます。空港のホットスポット(TELECOM)に1時間だけのアクセス権でネット接続し、ブログ記事の最後のアップと帰国メールを何通か出して、ちょうど搭乗時間になります。
無事搭乗です。

またまた最後尾の2人席に落ち着き、帰国の途につきます。
最後の機内食です。何と何と、またまた、Mövenpickのアイスクリームがあり、びっくり。

長い長い旅の記事もこれで終了です。お付き合い願いありがとうございます。
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