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ブダペストの2日間:ブダペスト西洋美術館~クラナッハ

2013年5月31日金曜日@ブダペスト/8回目

ブダペスト西洋美術館Szépművészeti Múzeum(ブダペスト国立美術館)の充実したコレクションの紹介の続きです。
今回はクラナッハの作品ほかを見ていきます。

これはクラナッハの《キリストと姦淫の女》です。1532年頃、クラナッハ60歳のときの作品です。
絵のテーマは以下の通りです。

 律法学者たちやファリサイ派の人々が、
 姦通の現場で捕らえられた女を連れて来て、イエスに言った。
 「この女は姦通をしているときに捕まりました。
  こういう女は石で打ち殺せと、モーセは律法の中で命じています。
  ところであなたはどうお考えになりますか。」
 イエスは言われた。
 「あなたたちの中で罪を犯したことのない者が、まず、この女に石を投げなさい。」
 これを聞いた者は年長者から始まって、一人また一人と立ち去ってしまいました。                              
           ヨハネ福音書より


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同じテーマの作品は多く、saraiもミュンヘンのアルテ・ピナコテークで見ています。そのときの記事はここです。

これはクラナッハの《洗礼者ヨハネの首を持つサロメ》です。1530年頃、クラナッハ58歳のときの作品です。同じような構図の作品としては《ユディット》がありますね。衝撃的な絵画ですが、何故か、惹きつけられる魅力があります。とても好きな作品です。サロメの物語は後にオスカー・ワイルドが書き、R・シュトラウスが傑作のオペラを完成させました。


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これはクラナッハの《幼子に授乳する聖母》です。1512-16年頃、クラナッハ40-44歳のときの作品です。クラナッハの聖母子像も多いですが、この作品は聖母マリアの表情が沈んでいます。キリストの受難を予感しているのでしょうか。クラナッハにはマリアを美しく描いてほしいですね。


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これはメムリンクの《十字架磔刑》です。1491年以降の作品です。キリストの磔刑を中央に描いた最後の大祭壇画。メムリンクはドイツ生まれでベルギーのブルージュで活躍した画家です。来年あたり、ブルージュを訪れ、メムリンクの作品群を鑑賞することを現在、目論んでいます。


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これはヴェロネーゼの《十字架のキリスト》です。制作年不詳です。エステルハージイ・コレクションから移された作品です。ヴェロネーゼはヴェネツィア派の画家で、迫力のある大作を描いています。


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ブダペスト西洋美術館(ブダペスト国立美術館)のコレクションの紹介はさらに続きます。


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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
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aokazuyaさん

コメントありがとうございます。デジタルコンサートホールは当面、これきりですが、毎週末、聴かれているんですね。ファゴットのシュテファン・シュヴァイゲ

03/03 23:32 sarai

DCHは私も毎週末、楽しみに聞いています。
・スーパースターには、ファゴットのシュテファン・シュヴァイゲルトの名も挙げたいところです。
・清水直子さん後半のみ登場、D

03/01 19:22 aokazuya

金婚式、おめでとうございます!!!
大学入学直後からの長いお付き合い、素晴らしい伴侶に巡り逢われて、幸せな人生ですね!
京都には年に2回もお越しでも、青春を過ごし

10/07 08:57 堀内えり

 ≪…長調のいきいきとした溌剌さ、短調の抒情性、バッハの音楽の奥深さ…≫を、長調と短調の振り子時計の割り振り」による十進法と音楽の1オクターブの12等分の割り付けに

08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai
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