ウィーンで音楽三昧:ウィーン自然史博物館のカフェでランチ
旅の6日目です。
今日はウィーンの4日目になります。
今日も天気はスッキリしません。雨雲が空全体を覆い、いつ雨が降ってもおかしくない感じです。とはいっても、雨は降ってはいないし、強い風も止み、気温も上がって寒くはありません。これなら街歩きも楽しめそうです。でも、今夜もコンサートがあるので、無理はせずにホテルでの休養中心にしましょう。
毎日が朝寝坊モードです。身支度して出掛ける頃には、お昼です。今日も天気に関係しない行動パターンで、博物館に行きます。昨日行き損ねたウィーン自然史博物館Wiener Naturhistorische Museumです。この自然史博物館は美術史美術館Kunsthistorisches Museumと対をなす建物です。博物館に行くと言っても、実は博物館内のカフェでランチするのが一番の目的。
ホテルを出て、ホテルの間近にあるトラムの停留所リトファースシュトラーセLitfaßstraßeへ。高架道路の真下にある停留所から、宿泊中のホテルの建物が見えます。

トラムのやってくる道路を見通しますが、まだトラムの姿は全然見えません。

やがてやってきた71番のトラムに乗って、ブルクリンクBURGRINGの停留所で降ります。目の前が美術史美術館。その先にマリア・テレジア像、その向こうがウィーン自然史博物館です。

美術史美術館と自然史博物館の間には、マリア・テレジア広場Maria-Theresien-Platzがあり、美しい緑の庭園になっています。

綺麗な泉もあります。

今日は博物館はちゃんとオープンしてます。博物館前では、円柱の上の天使像が我々を迎えてくれます。

ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。

博物館のファサードには、見事な彫像があります。野性味あふれる彫像は自然史博物館にふさわしいかもしれません。

これは博物館のアイドル、象さんのお尻です。

ファサードにはもう一つ彫像があります。トーチを持つ自由の女神みたいに見えます。

博物館には予想以上に観光客が来ています。今まで行ってみようかとも思ったこともない自然史博物館です。狙いはあくまでもここのカフェでのランチです。博物館のチケットを買って入ります。1人10ユーロ。結構、高いですね。

案内パンフレットをいただきます。英語版です。

建物内部も立派です。2階のカフェに直行です。2階への階段は素晴らしい空間になっています。明るいエントランスロビーと2階の美しい装飾が素晴らしいです。

2階への階段を上っていきますが、階段から見える2階の空間はまるで宮殿のようです。

階段を上がったところの広々とした空間がカフェになっています。開放感いっぱい。天井の装飾などが素晴らしいです。ところで、お客のテーブルを見ると、飲み物を飲んでいる人ばかりです。カフェしかないのかと思って、お店のお姉さんにランチは出来ないのかと聞くと、とっても困ったような顔をして「ランチはないわよ。お向かいの美術史美術館にはあると思うわ」とのお返事。それは困りましたね。観光案内書には、かなり充実した内容のメニューがあると書いてあります。あてにしていたsaraiは、食べ物の恨みで切れてしまいます。もうチケットは買ってあるので、何も見ずに出てしまうのはもったいないです。仕方がないので、軽く何かを頂いて見学をし、後でゆっくりランチをすることにして席につきます。が、メニューを見ると、ちゃんと日替わりランチがあるじゃないですか。

何か表現がまずかったのか、意思の疎通が上手くいかなかったようですね。問題なく、今日の水曜日のランチをお願いします。
これがカフェのショーケース。

カフェの天井はドームになっていて、美しい装飾の間から明るい光が差し込んできます。

カフェのテーブルはそれなりに賑わっています。

ほとんどのお客さんはドリンクのようです。

料理が運ばれてきます。まず、クリームスープです。味はよいのですが、少々ぬるいのが残念です。

メインの一品は、鶏肉のソテーにライス添え(長粒米の野菜炒め)。軽く頂きます。

ここ数日の立派な昼食に比べてとっても普通のランチなので、saraiは仕上げにデザートが食べたいと配偶者におねだり。配偶者は、ハイハイ後でお茶しましょうねってことです。このカフェではなく、後で別のカフェに回りましょう。
この後は自然史博物館の見学です。
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