ウィーンで音楽三昧:フンデルトヴァッサーの世界、クンストハウス・ウィーンで絵画鑑賞
クンストハウス・ウィーンKunst Haus Wienのエントランスロビーにチケット窓口があります。
フンデルトヴァッサー美術館Museum Hundertwasserの入場チケットを購入。1人10ユーロとなかなかの金額です。
フンデルトヴァッサー美術館のパンフレットもいただきますが、ドイツ語・英語・フランス語・イタリア語と並び、何と日本語も併記されています。
(後でパンフレットを見て気が付きましたが、このクンストハウス・ウィーンの建物は元々はトーネットThonetの家具工場だったそうです。その建物をフンデルトヴァッサーがリモデルして現在の建物になったとのこと。レイネさんのコメントで椅子がトーネットの椅子だというご指摘がありましたが、それもその筈だったんですね。もっとも、ウィーンのカフェの多くでトーネットの曲げ木の椅子が使われているそうです。)
クンストハウス・ウィーンの2階と3階がフンデルトヴァッサー美術館。そこにフンデルトヴァッサーの絵画が展示されています。美しくデザインされた階段を上って、2階に向かいます。
階段の明り取りの窓からはカフェレストランが見下ろせます。
これは2階の入り口。うっ、写真撮影禁止ですね・・・。
3階への階段が続いています。まず3階に上り、そこから絵画鑑賞を始めましょう。
明るい採光の美しい階段です。
これが3階の入り口。ここから先は残念ながら写真撮影不可で、内部の様子をご紹介できません。
写真の代わりにパンフレットの写真で内部の様子をご覧ください。
ウィーン幻想派のフンデルトヴァッサーの絵画は原色系のなかなか美しい色で描かれています。抽象画ですが、温もりが感じられる分かりやすい絵画です。
これが代表的な1枚です。
フンデルトヴァッサーの建築作品の模型も展示されています。実際に作られなかったものもあるようですが、作られていれば、いかにも面白かったと感じさせられるような建築です。建築だけでなく、周りの環境も含めて設計されています。ガウディの世界と似たところが多いですが、色彩的にもっと奇抜かな・・・。
詳しくお伝えできなくて残念ですが、ここは一見の価値があります。
十分に鑑賞を終え、また階段に出ます。カフェレストランを天井と同じ高さから見下ろせます。
湾曲しながら下りていく階段は、色彩豊かなタイルを組み合わせたデザインが見事です。大小様々な球状の突起が付いた手すりも美しいですね。
クンストハウス・ウィーンの建物を出て、次の目的地に向かいます。お次もフンデルトヴァッサーです。近くに、フンデルトヴァッサーハウスHundertwasserhausという市営住宅があるんです。
クンストハウス・ウィーンの前のウンターレ・ヴァイスガーバー通りUntere Weißgerberstraßeを南の方に歩いていきます。
やがて、見慣れた色彩豊かな円柱の埋め込まれた建物が現れます。どう見てもフンデルトヴァッサーのデザインです。
この建物の閉じられたシャッターには、先ほどのクンストハウス・ウィーンの道案内が描かれています。
この建物が何なのか分かりませんが、すぐ先にフンデルトヴァッサーハウスがあります。いやはや、ド派手な市営住宅ですね。
ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。
この「直線は不道徳」という信念で作られたフンデルトヴァッサーハウスは圧倒的な存在感です。しばらく、この建物を鑑賞しましょう。
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