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ウィーンで音楽三昧:フンデルトヴァッサーの世界、クンストハウス・ウィーンで絵画鑑賞

2013年6月7日金曜日@ウィーン/3回目

クンストハウス・ウィーンKunst Haus Wienのエントランスロビーにチケット窓口があります。


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フンデルトヴァッサー美術館Museum Hundertwasserの入場チケットを購入。1人10ユーロとなかなかの金額です。


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フンデルトヴァッサー美術館のパンフレットもいただきますが、ドイツ語・英語・フランス語・イタリア語と並び、何と日本語も併記されています。


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(後でパンフレットを見て気が付きましたが、このクンストハウス・ウィーンの建物は元々はトーネットThonetの家具工場だったそうです。その建物をフンデルトヴァッサーがリモデルして現在の建物になったとのこと。レイネさんのコメントで椅子がトーネットの椅子だというご指摘がありましたが、それもその筈だったんですね。もっとも、ウィーンのカフェの多くでトーネットの曲げ木の椅子が使われているそうです。)

クンストハウス・ウィーンの2階と3階がフンデルトヴァッサー美術館。そこにフンデルトヴァッサーの絵画が展示されています。美しくデザインされた階段を上って、2階に向かいます。


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階段の明り取りの窓からはカフェレストランが見下ろせます。


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これは2階の入り口。うっ、写真撮影禁止ですね・・・。


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3階への階段が続いています。まず3階に上り、そこから絵画鑑賞を始めましょう。


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明るい採光の美しい階段です。


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これが3階の入り口。ここから先は残念ながら写真撮影不可で、内部の様子をご紹介できません。


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写真の代わりにパンフレットの写真で内部の様子をご覧ください。


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ウィーン幻想派のフンデルトヴァッサーの絵画は原色系のなかなか美しい色で描かれています。抽象画ですが、温もりが感じられる分かりやすい絵画です。


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これが代表的な1枚です。


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フンデルトヴァッサーの建築作品の模型も展示されています。実際に作られなかったものもあるようですが、作られていれば、いかにも面白かったと感じさせられるような建築です。建築だけでなく、周りの環境も含めて設計されています。ガウディの世界と似たところが多いですが、色彩的にもっと奇抜かな・・・。
詳しくお伝えできなくて残念ですが、ここは一見の価値があります。
十分に鑑賞を終え、また階段に出ます。カフェレストランを天井と同じ高さから見下ろせます。


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湾曲しながら下りていく階段は、色彩豊かなタイルを組み合わせたデザインが見事です。大小様々な球状の突起が付いた手すりも美しいですね。


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クンストハウス・ウィーンの建物を出て、次の目的地に向かいます。お次もフンデルトヴァッサーです。近くに、フンデルトヴァッサーハウスHundertwasserhausという市営住宅があるんです。
クンストハウス・ウィーンの前のウンターレ・ヴァイスガーバー通りUntere Weißgerberstraßeを南の方に歩いていきます。


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やがて、見慣れた色彩豊かな円柱の埋め込まれた建物が現れます。どう見てもフンデルトヴァッサーのデザインです。


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この建物の閉じられたシャッターには、先ほどのクンストハウス・ウィーンの道案内が描かれています。


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この建物が何なのか分かりませんが、すぐ先にフンデルトヴァッサーハウスがあります。いやはや、ド派手な市営住宅ですね。


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ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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この「直線は不道徳」という信念で作られたフンデルトヴァッサーハウスは圧倒的な存在感です。しばらく、この建物を鑑賞しましょう。


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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
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《あ》さん、saraiです。

結局、最後まで、ご一緒にブッフビンダーのベートーヴェンのソナタ全曲をお付き合い願ったようですね。
こうしてみると、やはり、ベートーヴェン

03/22 04:27 sarai

昨日は祝日でゆっくりオンライン視聴できました。

全盛期から技術的衰えはあると思いましたが、彼のベートーヴェンは何故こう素晴らしいのか…高齢のピアニストとは思えな

03/21 08:03 

《あ》さん、再度のコメント、ありがとうございます。

ブッフビンダーの音色、特に中音域から高音域にかけての音色は会場でもでも一際、印象的です。さすがに爪が当たる音

03/21 00:27 sarai

ブッフビンダーの音色は本当に美しいですね。このライブストリーミングは爪が鍵盤に当たる音まで捉えていて驚きました。会場ではどうでしょうか?

実は初めて聴いたのはブ

03/19 08:00 

《あ》さん、コメントありがとうございます。
ライヴストリーミングをやっていたんですね。気が付きませんでした。

明日から4回目が始まりますが、これから、ますます、

03/18 21:44 sarai

行けなかったのでオンライン視聴しました。

しっとりとした演奏。弱音はやはり美しいと思いました。
オンラインも良かったのですが、ビューワーが操作性悪くて困りました

03/18 12:37 

aokazuyaさん

コメントありがとうございます。デジタルコンサートホールは当面、これきりですが、毎週末、聴かれているんですね。ファゴットのシュテファン・シュヴァイゲ

03/03 23:32 sarai
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