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最高のラブコメ!《メリー・ウィドウ》@ウィーン・フォルクスオーパー 2013.6.4

作曲したレハールは屈指のメロディー・メーカーです。美しい歌が次々に流れ、聴き惚れます。それにとてもロマンチックな台本で、今でいうラブコメの元祖のようなものです。
今や、《こうもり》と並ぶオペレッタの定番中の定番をオペレッタの殿堂フォルクスオーパーが公演するのですから、聴いていて、見ていて、楽しいこと、この上ありません。この公演は2011年5月に新演出されたもので、もう2年経って、すっかり、熟成した感があります。saraiもこの新演出を1年半前に聴いています。そのときの記事はここです。

まず、今日のキャストは以下です。

  演出:マルコ・アルトゥーロ・マレッリ
  指揮:ローレンツ・C・アイヒナー
  管弦楽:ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団

ツェータ男爵:クルト・シュライプマイアー
  ヴァラシエンヌ:マーラ・マスタリ
ハンナ:エリザベート・フレッヒル
  ダニロ:ケイ・シュティーフェルマン
  カミーユ:ヴィンセント・シルマッヒャー
  ニエグシュ:ロベルト・マイアー

演出内容は前回とほぼ同じなので、前回の記事をご参照くださいね。

前回聴いたときと半数は同じキャストです。ヴァラシエンヌとカミーユとニエグシュが同じ。感想も似たようなものです。
ヴァラシエンヌ役のマスタリはますます、容姿が美しくなりました。声もまあまあでダンスはうまく、はまり役でしょう。
カミーユ役のシルマッヒャーは相変わらず、よく声が出ていました。
ニエグシュ役のロベルト・マイアーはこのフォルクスオーパーの総裁でもありますが、この人なしでは、この《メリー・ウィドウ》は寂しくなるでしょうね。それほどの存在感です。それに「マキシム」の歌がなかなか、お上手なことにびっくりです。

前回と違うキャストはツェータ男爵、ハンナ、ダニロです。
ツェータ男爵はベテランのお馴染みシュライプマイアーです。いぶし銀の歌や演技には満足です。
ハンナ役のフレッヒルは容姿もよく、高音も綺麗に出ていました。意外に難しい「ヴィリヤの歌」もしっかりと歌っていました。以前、《こうもり》のロザリンデ役で聴いたときに比べて、歌は抜群の出来に感じました。
ダニロ役のシュティーフェルマンは歌のしっかりしたバリトンで、これは及第点でしょう。ハンナ役のフレッヒルにも言えますが、2人がしっとりとダンスを踊るシーン。もう少し、色気があると、ラブコメ好きのsaraiの評価はグーンとあがるんですけどね。これが今後の課題です。

今日のオーケストラは美しいアンサンブルでした。特にヴァイオリン・ソロを弾いたコンサート・ミストレスの美しく、甘い音色には、しびれました。

今日、一番、盛り上がったのは第3幕のダンス・シーン・・・これは最高に乗りました。オペレッタの醍醐味を味わえた最高のシーン。美しさを増したマスタリに魅せられました。

今回も満足したフォルクスオーパーのオペレッタ。今年の公演は快調です。もっともっと、オペレッタに注力してくれることを望みます。

明日はまた一転して、ベルリン・フィルのマーラーです。クラシック音楽も幅広い!


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ジャンル : 音楽

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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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久々のコメント、ありがとうございます。
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06/18 12:46 sarai

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