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ドレスデンで音楽・美術三昧:ドレスデンのエルベ川の惨状

2013年6月12日水曜日@ドレスデン/2回目

ドレスデン城Residenzschlossの横を抜けて、エルベ川Elbeの河畔に向かいます。この辺りは重厚にして華麗なバロック建築の建物が立ち並びます。


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エルベ川に架かるアウグストゥス橋Augustusbrückeの前の広場に出ます。右手には、ブリュールのテラスBrühlsche Terrasseと呼ばれるエルベ川の見晴らし台へ上る大階段が見えています。


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これがブリュールのテラスへ上る大きな階段です。今日はそこへは上らずにエルベ川の様子を見に行きましょう。


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エルベ川の河畔に出ます。うわっ、凄い! ブリュールのテラスの下の川沿いの道は封鎖されています。そして、その先にある道は完全に水没しています。


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観光船乗り場を見ると、船着き場は完全に水没してます。ひどいですね。エルベ川クルーズは当分は無理です。


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エルベ川の対岸を眺めると、それほど水位は高くないように思えますが、川幅の広いエルベ川だけに相当に水量が増えているんでしょう。


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これはアウグストゥス橋です。水没するような感じはありませんが、水位が迫っています。これでも最悪のときよりも水位は下がっているそうですから、相当に危険な状況だったのですね。


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エルベ川の状況は以上です。市街地にエルベ川の水が流れ込む危険はなさそうですが、まだまだ当分は大変ですね。

また、旧市街の方に戻ります。ここはシュロス広場Schlossplatz。正面にはドレスデン城が見えています。右手には、カトリック旧宮廷教会Katholische Hofkircheがちらっと見えています。


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カトリック旧宮廷教会を過ぎていくと、ドレスデン国立歌劇場Sachsische Staatsoper、通称ゼンパーオパーSemperoperの優美な建物が見えてきます。オペラハウスの外観の美しさでは、パリ・オペラ座と双璧をなす建物です(これはあくまでもsaraiの主観です)。


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ドレスデン国立歌劇場で、今夜のオペラのチケットをピックアップしていきましょう。劇場広場Theaterplatzに足を踏み入れます。美しい広場の正面にゼンパーオパーが青空を背景に立っています。


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ゼンパーオパーの左手には、ツヴィンガー宮殿Zwingerの北側部分が見えています。この建物もゼンパーオパーを設計した建築家ゼンパーがイタリア・ルネッサンス様式で19世紀に増設したものです。劇場広場は全体が建築家ゼンパーの労作ですね。


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近くまで来たところで、ゼンパーオパーの美しい姿をもう1枚、パチッ。


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広場の中央には騎馬像。この騎馬像はゼンパーオパーを発注したザクセン王ヨハンです。


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ドレスデン国立歌劇場のチケット売り場は、劇場広場にあるカフェ・シンケルヴァッヘCafé Schinkelwacheのある小さな建物の中にあります。


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チケットの窓口で、saraiがチケットを受け取る列に並びます。


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saraiが並んでいる間にチケット売り場のショップを眺めていた配偶者は、シュターツカペレ・ドレスデンのネクタイを発見。


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このネクタイもsaraiのコレクションに加えましょう。シュターツカペレ・ドレスデンはドレスデン国立歌劇場のオーケストラですから、ドレスデン国立歌劇場のオペラにこのネクタイをしめていくのはピッタリです。今夜から早速、使用することにします。

今夜のオペラ《薔薇の騎士》のチケットを無事、受け取ります。かぶりつきの中央の席です。5年前に聴いたグルベローヴァの歌ったルチアもかぶりつきの中央でした。何故か、このドレスデン国立歌劇場では最上の席が約束されているようです。


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ここまでの散策のルートを地図で確認しておきましょう。


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これで今日の目的は果たしましたが、まだサプライズが待っています。


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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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