幻と消えた上原彩子ピアノ・リサイタル@サントリーホール 2013.3.10
まず、サントリーホールで上原彩子ピアノ・リサイタルを聴いて、その足でみなとみらいホールに駆けつけ、ハイティンク指揮ロンドン交響楽団のブルックナーを聴くつもりだったんです。すっかり、ハイティンク指揮ロンドン交響楽団のコンサートは夜の7時からと思い込んでいました。
前日、チケット確認していたら、目が点に・・・両方とも、2時に開演ではありませんか。愕然!!
即座に上原彩子ピアノ・リサイタルはすっぱり、あきらめました。配偶者分も含め、チケット2枚購入済みなので、配偶者に知人を誘って、行ってもらうことにして、saraiはみなとみらいホールでのハイティンク指揮ロンドン交響楽団のブルックナーを聴きます。上原彩子のリサイタルは折角、最前列の席を確保したのにとても残念ですが、仕方ありません。
上原彩子のリサイタルはオール・ラフマニノフの楽しみなプログラムだったんです。
プログラムは以下です。
オール・ラフマニノフ・プログラム
13の前奏曲Op.32
《休憩》
幻想的小曲集Op.3より、第2番 前奏曲嬰ハ短調「鐘」
ライラックOp.21-5
クライスラー(ラフマニノフ編曲):愛の悲しみ、愛の喜び
ピアノ・ソナタ第2番変ロ長調Op.36
《アンコール》
ラフマニノフ(アール・ワイドル編):ヴォカリーズ
ラフマニノフ:前奏曲Op.23-2
ご覧の通り、ラフマニノフの前奏曲全24曲のうち、アンコールも含めて、15曲も演奏したんです。Op.23の残り9曲以外すべてですね。
配偶者の話によると、前奏曲もピアノ・ソナタもとても素晴らしい演奏で、上原彩子の完全復活だったとのことです。
クライスラーの2曲はラフマニノフ自身が弾くために編曲した超絶技巧の曲ですが、上原彩子は超絶技巧を感じさせずに楽々と、そして、楽しげに弾ききったそうです。
ああー、悔しい!! saraiも聴きたかった!
でも、実は救いがあるんです。何とこの日はNHKの録画がはいっていたんです。4月10日午前6時からのNHK BSプレミアムのクラシック倶楽部で放送されます。55分間の放送なので、リサイタルの半分ほどしか放映されませんが贅沢は言えません。その素晴らしい演奏を楽しみましょう。みなさんも一緒に聴きましょう。ちょうど、この日はsaraiはヨーロッパ遠征中ですが、録画予約しておきます。感想は後日書きます。
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