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ベルリンのカルチャーコンプレックスって・・・

旅の10日目です。

ベルリンの朝はまず、カフェでの朝食が1日の始まりです。今日はカフェ・フルーリーに向かいます。地下鉄を乗り継いで、もうすぐ到着するところで、急に気が変わり、別のお店にチェンジです。ベルリンと言えば、歩行者信号のマークから人気の出たキャラクターのアンぺルマンが有名です。お土産を入手するためのアンぺルマン・ギャラリーに行こうということになり、カフェもその近くにあるところにしようと一瞬の決断。即、地下鉄を降りて、Sバーンに乗り換えて、最寄駅のハッケシャー・マルクト駅で下車。駅からすぐ近くのカフェのハッケシャー・ホーフに行きます。若者に人気のお店とのことですが日曜の朝は空いています。窓際近くの特等席で朝食セットと追加メニューでまたまた豪華朝食。美味しくいただきます。

このカフェがあるのは、カフェと同名のハッケシャー・ホーフというカルチャーコンプレックスの中です。ベルリンで今流行しているサブカルチャーの発信地として、ホーフと呼ばれている、複数の建物の中庭に面して、おしゃれなショップやカフェやギャラリー、小劇場などが集まってできた複合カルチャー施設が誕生していますが、このハッケシャー・ホーフはその代表格です。
朝食後、このホーフの8つの中庭を巡りながら、アンぺルマン・ギャラリーを探します。ホーフの中庭の奥のほうにアンぺルマン・ギャラリーが見つかります。


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キャラクターの性格上、子供向けの商品が多いですが、狭い店内はアンぺルマングッズであふれています。何点か、お土産に購入します。

ここは博物館島にも近く、まずは歩いて、博物館島で昨日は行かなかった旧ナショナル・ギャラリーに向かいます。この美術館には、19世紀の作品を展示しています。ちなみに一昨日行ったベルリン絵画館には18世紀以前の作品が所蔵されています。20世紀の作品は新ナショナル・ギャラリーに展示されています。ベルリン美術館の絵画作品を見ようと思えば、3つの美術館に行かなくてはなりませんが、今回は新ナショナル・ギャラリーに行く余裕はなく、残念です。今日見る旧ナショナル・ギャラリーには、ドイツ・ロマン派を代表するフリードリッヒの作品があります。これが見たかったんです。3階のフロアに上がると、フリードリッヒの作品だけで1部屋が占められており、壮観です。こんなにフリードリッヒを見るのは初めてです。夢中で鑑賞します。そのほか、リーバーマンやベックリンの作品も揃っています。さすがにベルリンですね。ベックリンの超有名な《死の島》を見つけたときには正直びっくりします。ここにあったんですね。かって、ヒットラーの総統室に掛けられて作品だそうです。


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これでsaraiは満足し、次は配偶者の要望のシャルロッテンブルク宮殿に向かいます。

Sバーン、地下鉄、バスを乗り継いで、シャルロッテンブルク宮殿にたどり着きます。いやはや、広大な宮殿です。もっともヨーロッパの宮殿はどれも広大ですから、これが特別っていうわけではありません。日本語のオーディオ・ガイドのご丁寧な解説付きで宮殿を1階、2階と見学。その後は、もちろん、庭園の鑑賞です。これは宮殿の2階の展望室から眺めた庭園の美しい姿です。


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シュプレー川が傍らを流れ、とても美しい庭園です。が、とても広く、歩き疲れます。何とか、ぐるりと見て周り、宮殿の外に出ると、そこがちょうどM45番のバスのバス停です。助かります。

バスに乗って、またまた、癖になったカリーヴルストを食べに向かいます。カリーヴルストの有名店に立ち寄り、夕食代わりのカリーヴルストとマヨネーズ付のポテトフライをゲット。


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とても美味しいですが、インビスでの食事は露天でとても寒いんです。
ここからはホテルも歩いてすぐです。

明日は夜の便でウィーンに飛びます。

今日の歩数:14,178歩


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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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