トゥルンはエゴン・シーレの街、そして、意外なお店も・・・
今日も見事に晴れています。ウィーンもいよいよ春爛漫ですね。
では、ちょっと郊外のトゥルンまでエゴン・シーレ・ムゼウムに出かけましょう。
ウィーンからトゥルン駅までは急行REXであっという間です。トゥルン駅から先は昼間は鉄道が工事中でバスの代行運転。そのバスの時間が迫り、駅で走り回っているうちに配偶者がものの見事にばったり転倒。冗談抜きで右足を捻挫。我慢強い配偶者は何とか、よちよちと歩けるようで一安心。同じく、渡欧直前に両足を捻挫したsaraiの湿布と足首固定バンドで治療中です。
ともあれ、美しいドナウ河畔に建つエゴン・シーレ・ムゼウムは無事に見学。

トゥルン駅舎にあるシーレの生まれた部屋の前まではオーストリア国鉄の方のご厚意で見学させてもらいます。部屋の中は公開していません。これでシーレゆかりの地はほぼ回ったことになります。今や、saraiにとって、シーレはクリムト以上の存在になりつつあります。
ところでトゥルンには立派なLPレコードコレクションの店があり、そこで長い時間を費やす羽目になりました。正面に見える棚は交響曲だけの棚。奥にもっと棚があり、2階には秘蔵品の棚も所狭しと並んでいます。

お店の主人の熱い思いも聞きます。数点のヴィンテージのLPレコードを入手します。アドルフ・ブッシュ・カルテットのベートーヴェン後期の弦楽四重奏曲集、カール・シューリヒト指揮ウィーン・フィルのブルックナーの9番シンフォニーというところです。アラウのベートーヴェン・ピアノ・ソナタ全集にも食指が動きますが、高いし、重いので断念します。
ウィーンに戻り、ホテルで休息後、ウィーン楽友協会でヨルダン指揮ウィーン交響楽団、ピアノがツァハリスでブラームスのピアノ協奏曲第2番、それにストラヴィンスキーのバレエ音楽《火の鳥》です。いずれも音の響きの素晴らしい楽友協会のホールで今まで聴いたことのないような音響の洪水にのみこまれ、音楽の素晴らしさを実感します。
明日もこの楽友協会で目玉のティーレマン指揮ウィーン・フィルでシューマン三昧です。それは次の土曜日の公演まで連続します。まったく同じ公演を2回聴きます。お友達のHさんも同様です。Hさんの影響をうけつつあります・・・
今日の歩数:14,279歩
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