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アイゼナハ、ヴァイマールへミニ旅行:ヴァルトブルグ城は楽劇《タンホイザー》の城

2012年4月11日水曜日@ベルリン~アイゼナハ~ヴァイマール/11回目

ヴァルトブルグ城Schloss Wartburgは山の上にあるお城で、バスは山道を登り始めます。


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やがて山の上にあるお城が見えてきますが、まだまだずっと先のほうにあります。


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ようやくバスの終点にさしかかります。


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この終点自体がかなり山の上なのですが、お城は木々を通してずっと山の上に見えています。これはなかなか大変ですね。


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さあ、元気を出して山の上に向かいましょう。


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山の上に向かう登山道を、バスに乗り合わせていた学生たちの団体がぞろぞろと登っていきます。元気な若者たちには先に行ってもらいましょう。


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saraiと配偶者は若者たちと少し間を置いて坂を登り始めます。


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お城に近づいても、そこからまたまた急坂を登らされます。上からは小さな子供が下りてきます。こちらはぜーぜー言っています。


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急坂を何とか登り切り、山の上からの眺めも楽しめる余裕がやっとできてきます。


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ようやくお城に到着です。なかなか趣のあるお城です。


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ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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ここもチューリンゲンカードを見せると、無料でお城の入場チケットがもらえます。


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チケットオフィスのお姉さんから、城内のガイドツアーの案内がすぐに始まるので早く行くようにと言われます。3時半からのガイドツアーです。お城の入り口では我々をガイドさんが待っていて、「日本人ですね」と確認され日本語の説明パンフレットを渡されます。よく日本人と見分けられますね。驚きです。


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我々以外は全員ドイツ人のようです。丁寧なガイドさんの案内で見学です。ただし、説明は当然ドイツ語です。
このヴァルトブルグ城はワーグナー作曲の楽劇《タンホイザー》の歌合戦の舞台として、saraiのようなワグネリアン(ワーグナーファン)の聖地のような場所です。しかし、ルートヴィッヒ2世の建てたワーグナーゆかりの華麗なお城に比べると、いかにも質素な内部が続きます。質実剛健っていう感じです。


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やがて、エリーザベトの間Elisabeth-Kemenateに着きます。ここは金色のモザイクで美しく装飾されています。


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ここで写真を撮ったsaraiをガイドさんが目ざとく見つけて、写真は5ユーロの別料金よと注意しにきます。saraiは他の人が写真を撮っているので、写真を撮ってもいいと勘違いしていたんです。ガイドさん、ごめんなさい! ということで、以降のお城内部の写真はありません。

このお城にはルターゆかりの部屋があるとガイドブックに書いてありましたが、一向にそれらしい場所がありません。ガイドツアーも終了です。あれっと思っていると、ツアー終了後に個々にそのルターシュトゥーベLutherstubeを見学するようです。ガイドさんがまたまたsaraiに近寄ってくるので何か注意があるのかと身構えますが、ルターシュトゥーベの場所について英語で親切に説明してくれます。
ルターシュトゥーベは、ルターが新約聖書をギリシャ語からドイツ語に翻訳していたという部屋です。城内にかくまわれての仕事だったのですが、想像と異なりそれなりにちゃんとした広い部屋です。隠れていたという感じではないですね。

お城の内部見学は終了。ガイドツアーぎりぎりの時間に駆け込んだので、まだお城の周りはほとんど見ていません。ゆっくりとお城の雰囲気を味わいましょう。


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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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