尾道散策:尾道の階段
尾道は歩いて回るものらしいので、ホテルに車を置かせてもらって、散策に出かけます。
まずは、この千光寺山荘がある千光寺山の紅葉が美しい文学散歩道を歩きます。
ホテルから坂道を上ったところに小さな公園があります。この紅葉も綺麗です。

公園の向こう側を見ると、尾道の街が山側にも広がっているのが分かります。

この公園から本格的に散策を開始。
スタートは尾道市立美術館。ここは有名建築家の安藤忠雄の設計でよく知られています。
総ガラス張りの外観が大変印象的です。

(この写真は後で展望台からズームアップして撮影しました。)
ここを過ぎると、千光寺公園です。

千光寺公園では菊花展をやっていました。紅葉している木々と似合いますね。
千光寺山の山頂には展望台があります。

展望台からは尾道はもちろん、対岸の向島やしまなみ海道が見渡せ、なかなかの絶景です。

ここには下の街からのロープウェイの駅がありますが、もちろん、ここからは文学の道を散策しながら、歩いて山を下りましょう。
千光寺に下る文学の道には、有名な文豪の碑があり、尾道に関連した文章や短歌などが刻まれています。
志賀直哉、林芙美子、中村憲吉(アララギ派)・・・・です。
流石に文学の道は木々に挟まれ、風情のある坂道です。

途中、大きな岩をくぐり抜けるところもあり、変化に富んでいます。

もちろん、道のところどころには文学碑が建っています。
志賀直哉の「暗夜行路」の1節です。

林芙美子の「放浪記」の1節です。

このあたりまで、山の坂道を下ってくると、下の尾道の街もはっきりと見えてきます。
尾道水道から新尾道大橋に至るあたりがよく見えていますね。

感心しながら道を進むと、千光寺に着きます。

千光寺から街に下る階段道はよく映画に取り上げられていますね。大林宣彦監督の尾道3部作です。
「転校生」で階段を転げ落ちるシーンはよく覚えています。
少し、千光寺から下ったあたりの階段道です。
まず、下り方向。

次は上り方向。

やはり、雰囲気のたっぷりある風景です。
尾道の街歩きはまだまだ続きます。
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