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ヴァイマールは芸術家が花盛り:大公家の墓所からバウハウスへ

2012年4月12日木曜日@ヴァイマール~ヴィッテンベルク~ベルリン/2回目

大公家の墓所Fürstengruftは緑地の中にお墓が点在しています。その中を歩きます。


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向かう先はゲーテとシラーの棺が収められている霊廟です。緑地の中央にあります。綺麗な建物ですね。


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霊廟の建物に入るのは有料ですが、ここでケチるわけにはいきません。扉を開けると、右手にチケット売り場があります。「チケット2枚お願いします」と窓口の女性に言いながら窓口の横の表示を見ると、チューリンゲンカードの説明があります。あわててチューリンゲンカードを提示すると、チューリンゲンカードがここでは有効で無料で入れます。窓口の女性は初めからチューリンゲンカードを提示しなかったことを訝り、後ろのロッカーから分厚いガイドブックを取り出し、「あなたはこのガイドブックは持っていないの?」と聞いてきます。


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持っていないと言うと、ガイドブックの中身の説明をしてくれます。それはチューリンゲンカードが有効な施設の案内です。ガイドブックの表紙の見開きに案内の地図が掲載されています。ヴァイマールWeimarとエアフルトErfurtの地図です。何故か、アイゼナハEisenachの地図はありません。


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もちろんこの大公家の墓所もその地図上に無料入場可の説明があり、大公家の墓所以外もヴァイマールのほとんどの施設は無料になるようです。しかもこのガイドブック自体が無料だとのことで、ありがたくいただきます。どうも御親切に、ダンケ・シェーン!
棺は霊廟の建物の地下の安置所に並んでいます。階段を下りて、一番近くにゲーテの棺、その隣がシラーの棺です。立派な棺です。ゲーテと言えば、今回の旅でマスネのオペラ《ウェルテル》をウィーン国立歌劇場で観る予定ですが、その原作はゲーテの《若きウェルテルの悩み》です。シラーは今回は関係ありませんが、ベートーヴェンの交響曲第9番に彼の詩《歓喜の歌》が使われていますね。音楽への貢献も多い方達です。
ゲーテとシラーの棺以外にもカール・アウグスト大公を中心とした大公家の棺もほの暗い地下に並んでいます。

あまり長居するところでもないので、さっさと霊廟を出ます。霊廟の建物は一段小高くなっているので、大公家の墓所の緑地が見渡せます。静かな空間です。


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緑地の中を歩いて、出口に向かいます。なるべくバウハウスBauhausに近い出口から出たいと思い、右の方に向かいます。


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すると、草地の上を何かが動きます。リスです。広い緑地を住み家にしているんですね。


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墓所を出て、今度は迷わずにバウハウスに向かいます。バウハウスを示す標識も見つけます。5分ほどでバウハウス前に到着します。


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バウハウスはヴァルター・グロピウスの創設した芸術造形学校で、クレーやカンディンスキーが教授に招かれました。バウハウスは政治的理由から創設5年後にはデッサウに移ることになりますが、近代デザインを語る上で、この地にバウハウスが創設されたことは忘れてはならないことです。現在は大学の建物になっているようです。当時の校舎のバウハウス本館の向い合せには、ヴァン・デ・ヴェルデ館が建っています。


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バウハウス本館前では、団体がガイドの説明を聞いています。


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ところで、この創設者グロピウスはドイツの大建築家ですが、アルマ・マーラーの再婚相手、あるいは不倫相手としても知られています。今回の旅でもグリンツィングのマーラーのお墓参りをした際、アルマとグロピウスの間に生まれたマノンのお墓も、アルマのお墓と一緒になっていました。また、《風の花嫁》を描いたココシュカもグロピウスがいなければ、アルマと結婚できたかも知れません。そうしたら、傑作《風の花嫁》も生まれていなかったでしょう。グロピウスはアルマを通じて、随分と罪作りなことをしたとも言えますが、別の言い方で言えば、他の芸術家の創造活動をアルマを奪うことで促したとも言えますね。ちょっと違うかな・・・。

そんなことを思っていると、バウハウス本館の横にあるベンチにカップルが腰掛けています。学生か観光客でしょうか。ここには静かな日常があります。


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そろそろ、目的地のリストの家に向かいましょう。

ここまでの散策のルートを地図で確認しておきましょう。


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ジャンル : 海外情報

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オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

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ありがたいコメント、嬉しいです。マーラーのファンのかたにこそ、読んでいただきたかったので、気持ちを共有できた思いです。自然の中にこそ、マーラーの音楽の本質はあり

04/23 23:45 sarai

マーラーの作品を聴きながら、ブログを読ませていただいています。
読みながら画像を見て、マーラーの過ごした風景に想いを馳せて楽しんでいます。
素敵なブログをありがと

04/23 21:47 

マーラー6番ですか・・・ハンマー打撃は勘弁してほしいものです。あったとしても、3回目の打撃だけは・・・

04/11 18:10 sarai

まさにマーラー6番な状況です笑

04/11 17:51 kico

お互い、残念でしたね。今年でヨーロッパ遠征を終わりにする予定でしたが、悲劇的な状況になりました。天はまだ我に旅を続けよというご託宣を与えたのでしょうか。1年延期

04/11 03:13 sarai

以前にもコメントさせていただいた者です。来ましたね、楽友協会からのメール。私たちはとりあえず1年延期としましたが、どうでしょうね。困っている人が多い中贅沢な悩み

04/11 00:33 kico

お返事ありがとうございます。
本当に!私もレイルジェットや美術館の手配もしているので、祈るような気持ちです。

03/10 19:06 kico
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