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20年ぶりのベルリン:ベルリン絵画館の質と量の揃ったボッティチェリのコレクション

2012年4月13日金曜日@ベルリン/9回目

ベルリン絵画館Gemäldegalerieのドイツ絵画、フランドル絵画、オランダ絵画に続き、最後のイタリア絵画を鑑賞しています。

これはマンテーニャの《キリストの神殿奉献》です。マンテーニャはパドヴァ派の代表的画家で、ヴェネツィア派のベッリーニ家とも姻戚関係にあり、ヴェネツィア派とも強い関わりを持っていました。彼はマントヴァ公の宮廷画家としても過ごしており、マントヴァのドゥカーレ宮殿の結婚の間に有名な天井画を残しています。以前、わざわざ、見に行きました。天使が可愛い天井画です。
この絵は彼らしい淡いタッチで厳かな雰囲気をかもしだしています。絵の周りの額縁部分も本当の額縁ではなく、だまし絵のようになっています。包帯に巻かれたキリストを抱く聖母マリアの手が額縁をはみ出して、絵の中の世界と現実の世界がつながっているかのごとくです。


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これはマンテーニャの《枢機卿ルドヴィコ・トレヴィザンLudovico Trevisanの肖像》です。ルドヴィコ・トレヴィザンはヴェネティア出身で枢機卿に上り詰めた人物であり、母方の姓でLudovico Scarampi-Mezzarotaとも呼ばれます。ルドヴィコが古代ローマ風の衣装に身を包んだ姿で描かれていますが、迫真の表現の肖像画です。


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これはフィリッポ・リッピの《幼子を礼拝する聖母》です。フィリッポ・リッピと言えば、何といっても、フィレンツェのウフィツィ美術館にある聖母子が大好きな絵です。この絵も清楚な姿の聖母が素晴らしいですね。


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この後、驚くほどのボッティチェリの傑作群が続きます。フィレンツェのウフィツィ美術館を別にすると、こんなに質と量の揃ったボッティチェリのコレクションがある美術館はないでしょう。嬉しい驚きです。

これはボッティチェリの《聖母子》です。これは文句なしに美しいですね。ボッティチェリの描く女性はどうしてこんなに美しいんでしょう!


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これはボッティチェリの《歌う天使と聖母子》です。ウフィツィ美術館のボッティチェリ作品と並ぶ傑作です。この絵を見るためでもベルリン絵画館を訪れる価値があります。まったく、うっとりします。


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これはボッティチェリの《聖母子と二人の聖ヨハネ》です。ボッティチェリとしては、あまり見ない構図です。全盛期の輝かしさが感じられないのは後期の作品なのでしょうか。しかし、細部まで、よく描き込まれた素晴らしい絵ではあります。


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これはボッティチェリの《聖セバスティアヌス》です。題材はよく取り上げられるもので、特にグイド・レーニの作品が有名です。ボッティチェリが描いていたとは意外です。ちょっと見てもボッティチェリ作品とは分かりません。


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これはボッティチェリの《ヴィーナス》です。言わずと知れた「ヴィーナスの誕生」(フィレンツェのウフィツィ美術館)の中のヴィーナスと瓜ふたつですね。こんなヴィーナス単独の絵があるとは、知りませんでした。実に美しい!


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クラナッハ、ヤン・ファン・エイク、フェルメール、カラヴァッジョ、ラファエロ、ボッティチェリ、ブリューゲル、レンブラントと充実したコレクションを堪能もしました。ちょっとと思っても、やはり素晴らしいものが多過ぎて、鑑賞時間が長くなってしまいますね。
急いで、ホテルに戻って、夜のベルリン・フィルとペライアのコンサートに備えましょう。


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