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20年ぶりのベルリン:博物館島の華・・・驚異のペルガモン博物館

2012年4月14日土曜日@ベルリン/3回目

カフェでの美味しい朝食の後は博物館島Museumsinselに向かいます。
再びクーダムKu-dammの大通りに戻ってきます。目の前には、ホテル・ケンピンスキーKempinski Hotelが見えています。


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ここからは地下鉄に乗ります。地下鉄の駅ウーラント・シュトラーセU Uhlandstr. の入口はすぐそこにあり、あっと言う間に地下鉄のプラットホームに出ます。ここは地下鉄1号線U1の始発駅なので、人影もなくがらんとしています。


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もちろん、地下鉄に乗ってもガラガラです。


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U Hallesches Torハレッシェス門で地下鉄6号線U6に乗り換えて、フリードリッヒ・シュトラーセ駅S+U Friedrichstr.まで行きます。そこで地下鉄を下り、少し歩くと博物館島に着きます。博物館島はシュプレー川Spreeの中洲にあり、ここには5つの博物館が集まっています。歩道橋で博物館島に渡ります。


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一番の見ものはペルガモン博物館Pergamonmuseumです。まずはペルガモン博物館に向かいましょう。実に20年ぶりの訪問です。

ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。


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チケット窓口に向かいます。


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ミュージアム・パス・ベルリンの3日間券を提示して、入場パスを受け取ります。入場パスには、入場料が0.0ユーロと印字されています。


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入場すると、真っ先に《ペルガモンの大祭壇》が目に飛び込んできます。20年前に来たときも圧倒され、口あんぐりの驚きを禁じ得なかったことが思い出されます。堅牢な石造りの博物館の建物の中に、古代の巨大な祭壇がそのまま再現されているんですからね。見上げるほどの巨大な建築物です。まあ、とんでもないものを作ったと感心します。


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ペルガモンは紀元前2世紀に小アジア(現在のトルコ)のほぼ全域を手中に収めた王国です。この大祭壇はそのペルガモン王国のアクロポリスに建立されたものです。2代目の王、エウメネス2世が最高神ゼウスに捧げる祭壇として造らせました。この祭壇は1864年に発見された後、ドイツ帝国の大調査団が1878年に遺跡発掘のために派遣され、貴重な古代遺産がベルリンに運ばれたそうです。今では、そんなことは決して許されないでしょうね。ペルガモン博物館は1930年に開館しましたが、その目玉として大祭壇の西側部分が復元されました。そういうわけで、我々が今こうしてこの驚異的な古代遺跡をベルリンで見ることができるんです。
この大祭壇の階段を上ってみましょう。祭壇には、「神々と巨人族の戦い(ギガントマキア)」という物語が浮き彫りにされています。その物語とは、大地の女神ガイアの子ギガンテスが最高神ゼウス率いる神々に戦いを挑みますが、英雄ヘラクレスを味方につけた神々に滅ぼされてしまうというものです。アテネのパルテノン神殿にも、この物語が浮き彫りにされているそうです。ペルガモン王国はガラティア人との戦いに勝利したことを、この物語に託して大祭壇に浮き彫りにしたそうです。
大祭壇の上からの眺めはこんな感じです。


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正面には、東フリーズの浮き彫りが展示されています。一番右側には、「アテナ群像」の浮き彫りがあります。「神々と巨人族の戦い(ギガントマキア)」の浮き彫りでもっとも知られる部分です。最高神ゼウスの娘でペルガモン王国の守護神アテナが大地の女神ガイアの息子である有翼の巨人の髪をつかみ、巨人はそれに抵抗して身悶えしています。アテナの顔が損なわれているのは残念です。


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その「アテナ群像」のすぐ左には、「ゼウス群像」の浮き彫りがあります。筋肉隆々の素晴らしい体の最高神ゼウスが、最強の武器である雷霆(ケラウノス)を投げようとする姿が表現されています。ゼウスも頭部が失われているのが残念です。抵抗する巨人の頭上にはゼウスの聖鳥の鷲が舞っています。


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この浮き彫りはこの展示室をぐるりと取り囲んでいて、壮観です。


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隣の展示室に移動します。


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正面には、神殿を背景に女神のような彫像が美しく立っています。


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その手前の床面には美しいモザイクがあります。


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女神像の前に立って、この展示室の入口の方を眺めます。


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ここもペルガモン王国のアクロポリスを復元しています。膨大な古代遺産です。
この展示室の先は何故か行き止まりになっていて、進めません。修復中なんでしょうか。また大祭壇に戻って、反対側の展示室に向かいます。
ペルガモン博物館の鑑賞は続きます。


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