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20年ぶりのベルリン:ペルガモン博物館は続きます・・・美しく青きイシュタル門

2012年4月14日土曜日@ベルリン/4回目

ペルガモン博物館Pergamonmuseumに再建されたペルガモン王国のアクアポリスの大祭壇は、2度目の訪問でもやはり度肝を抜かれます。
アクアポリスの丘の300分の1の模型が展示されていて、じっと見入ってしまいます。凄いですね。


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今度は、入って右側の方の展示室に移動します。
ここにもどでかい遺跡が再建されています。


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これは『ミレトスの市場門』です。ミレトスというのは、小アジアの西海岸の都市です。この都市は紀元前7世紀頃から、イオニア文化の中心地として栄えました。その後、ローマ帝国が地中海世界の覇権を握りますが、ローマ帝政期にもこの都市の繁栄は続きました。
この2階建ての大きな石造りの門も、そのローマ帝政期に建てられたもので、典型的なローマ建築のひとつです。
もう一度、門の右側をじっくりと見てみましょう。柱など、美しい建築物に魅了されます。


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展示室全体に遺跡が再建されており、その素晴らしさに圧倒されます。


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続いて、またまた凄いものがあります。特に色彩の鮮やかさに目を奪われます。


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ここからは古代オリエント美術の展示室です。この青い大きな門は、バビロンから発掘された紀元前6世紀前半の『イシュタル門』です。このスケールと美しさは何でしょうね!


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イシュタル門は新バビロニア帝国の首都バビロンの北側にある正門です。ネブカドネザル2世が建てたものです。イシュタルというのは、敵を征服する女神を意味しています。門は彩釉煉瓦で造られており、青い輝きを放っています。門に描かれた模様は、蛇の頭にライオンの前足と尾、鷲の後ろ足を持つ竜と牡牛が上下交互に並べられたものです。それぞれ、主神マルドゥクと天候神アダドを象徴しています。
このイシュタル門をくぐると、主神マルドゥクが祀られたエサギラ神殿まで、行列道路が延びています。


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ここに再建されているのはその一部でしょう。
イシュタル門とそれに続く行列道路の模型も展示されています。


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行列道路の壁面には、彩釉煉瓦でイシュタル女神を象徴するライオンの浮き彫りが施されています。工芸品を超えて、素晴らしい芸術品に昇華しています。その美しさに感動し、じっと立ちすくんで見入ってしまいます。


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この素晴らしいライオンが繰り返し、繰り返し、続いています。力強い脈動を感じます。余程の芸術家がいたんでしょう。古代オリエント美術、恐るべし!です。


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古代オリエント美術はまだまだ続きます。


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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
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aokazuyaさん

コメントありがとうございます。デジタルコンサートホールは当面、これきりですが、毎週末、聴かれているんですね。ファゴットのシュテファン・シュヴァイゲ

03/03 23:32 sarai

DCHは私も毎週末、楽しみに聞いています。
・スーパースターには、ファゴットのシュテファン・シュヴァイゲルトの名も挙げたいところです。
・清水直子さん後半のみ登場、D

03/01 19:22 aokazuya

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大学入学直後からの長いお付き合い、素晴らしい伴侶に巡り逢われて、幸せな人生ですね!
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10/07 08:57 堀内えり

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08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai
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