ウィーンで音楽三昧:レストラン・プラフッタでターフェルシュピッツ堪能・・・美味しい!!
ターフェルシュピッツTafelspitzの入った銅鍋と一緒に、添え物のパリパリに焼かれたじゃがいも運ばれてきます。

具入りのスープカップも運ばれてきます。このカップに鍋からスープを注いで頂きます。最初の1杯はお店のスタッフが注いでくれます。

あとは自分で入れ放題です。入れても入れても十分な量のスープです。いやあ、このたっぷりしたスープの美味しいこと。まさに黄金のスープです。他のお店ではこんなにスープは付いてこない(ほとんどお肉だけ)ので、それらのお店ではいったいこのスープはどこにいっちゃうのでしょうね。スープに満足したら、プルプルんの骨髄の付いた骨を取り出して、コラーゲンたっぷりの骨髄を黒パンに塗って頂きます。

いよいよここからがメインのお肉を鍋から取り出して、2種類のソースを付けて頂きます。それはそれは柔らかいお肉です。完食です。

スープ好きの配偶者は、さらに残っているスープを頂きます。と、もう終わった?とお店のスタッフに聞かれ、お肉はね!のつもりでウンと返事したら、スープも下げられてしまい茫然・・・。
saraiは、お鍋の最後に残ったスープをカップに入れようとしていると、そんなに美味しいかとお店の人が注いでくれて、ラッキー。可哀相な配偶者と分かち合って頂きます。お店のスタッフも親切で明るく、気持ちのよいレストラン。お勧めです。ただし、予約は必要でしょう。我々の後にはどんどんお客さんが来て、12時近くには満席です。
満足して、レストラン・プラフッタを後にします。

お店を出ると、リンク通りRingstraßeの並木は新緑でとても美しいです。

ランチの後はアート。すぐ近くのオーストリア応用美術博物館Österreichisches Museum für angewandte Kunst in Wien、通称MAKに行きます。現在、ここでクリムトが手掛けたブリュッセルBruxellesのシュトックレ邸Le Palais Stocletにある、いわゆるシュトックレフリースの下絵が公開されています(2012年7月15日までの予定)。
MAKの建物はウィーンのリンク通りにふさわしい重厚な外観です。入口は美しくデザインされたものです。

ここまでのルートを地図で確認しておきましょう。

建物の外観を見回すと、「MAK」の赤いネオンがガラス越しに見えます。

MAKはハインリヒ・フォン・フェルステルの設計によるイタリア・ルネサンス様式の建物です。MAKに入館すると、コリント式アーチに囲まれて、吹き抜けになった大ホールに出ます。素晴らしく美しい空間です。この建物自体が芸術品です。

吹き抜けの大ホールは、ガラス張りの天井から明るい陽光が差し込んで光に満ちています。

1人7.9ユーロのチケットを購入して、入場します。火曜日の夜(6時~10時)は入場無料だそうです。

クリムトのシュトックレフリースの下絵を鑑賞しましょう。
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