ウィーンで音楽三昧:久し振りのシュタットパルクの散策、そして、夜はガランチャの楽劇《薔薇の騎士》を堪能!
シュタットパルクStadtparkの散策を続けます。池の鴨の家族は大人気で、子供も大人もみんな夢中で眺めています。

公園内には多くの銅像があります。これはビーダーマイヤー期のウィーン派の肖像画家のフリードリッヒ・フォン・アメリングの銅像です。この公園ができた時期がちょうどビーダーマイヤー期でした。アメリングについては、昨年、来日したリヒテンシュタイン展での『夢に浸って』という美しい女性の肖像画をご覧になったかたも多いのではないかと思います。ミュンヘンのノイエ・ピナコテークにある『麦わら帽子をかぶった少女』も彼の代表作です。

公園内は花木も綺麗な花を咲かせています。

緑の芝生の上には、若い男女が思い思いの姿でゆっくり寛いでいます。

やがて、有名な金色のヨハン・シュトラウス像が見えてきます。このあたりには芝生の周りにずらっとベンチが並べられていますが、ほとんどは人に占拠されています。観光スポットでもありますからね。

ここには綺麗な花時計もあります。花時計の向こうには、クアハウスも見えています。

修復工事を終えたヨハン・シュトラウス像はますます黄金色に輝いています。

シュタットパルク内にはウィーン川die Wienが流れ込んでいます。川の向かい側には綺麗なカフェも見えますが、少し遠いので行くのはやめます。

シュタットパルクの南端までやってきます。ドナウ運河の支流であるウィーン川もここで行き止まりです。

ここから、また、公園内の散策路を抜けてリンク通りRingstraßeのほうに出ると、通りの向かい側がラディソン・ブルー・ホテルRadisson BLU Palais Hotelです。

ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

ホテルに戻り、しばしの休憩です。今日は長丁場のオペラです。鋭気を蓄えて、オペラに臨みます。
休憩をたっぷりとった後、6時半開演のオペラを見るためにウィーン国立歌劇場Wiener Staatsoperに向かいます。今回の旅の一番の目的がこのオペラを見ることです。R・シュトラウスの楽劇《薔薇の騎士》です。久々のガランチャの登場です。産休明けの最初のオペラで、今夜はその2回目の公演です。しっかり、今日は最前列の席を確保しました。目の前で、オーケストラの奏者達が入念に準備をしています。

後ろを振り向くと、ウィーン国立歌劇場の素晴らしい観客席が見えます。もう、かなり人がはいっています。今日はもちろん満席の筈です。

この日の《薔薇の騎士》はそれはもう素晴らしい公演でした。歌手もオーケストラもすべてが最高でした。特にガランチャにはメロメロになりました。オペラの感想はここにアップ済みです。
明日からは楽友協会でのコンサートが続きます。これも楽しみです。
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