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saraiの音楽総決算2015:オペラ・オペレッタ・バレエ編

さて、前回に引き続き、今年の音楽の総決算です。

その前にお詫びです。昨日はPCのトラブルでブログが書けませんでした。PCのビデオボードが不調だったんです。結局、ビデオボードを引き抜き、分解して、掃除して、埃をすべて取り除き、ファンとビデオチップの間のシリコンを塗り直し、何とか復旧できました。ただ、ビデオボードは経年劣化しているようなので、今日は新しいビデオボードを購入。年末の忙しい時期にとんだことでした。余計なお金も使ってしまったしね。というところで気を取り直して、ブログを再開しましょう。できれば、今日は2日分書くつもりです。

今回はオペラ・オペレッタ・バレエ編です。
今年はオペラはすべて海外での公演しか聴いていません。ですから今年も海外で聴いたオペラからの選定になります。バレエだけは日本でも見ました。
ちなみに昨年の結果はここです。

で、今年は以下をベスト10に選びました。

1位 究極のベルク、そして、美しきエルトマン:オペラ《ルル》@ネーデルランド・オペラ 2015.6.28
   身震いする凄絶さ・・・最高のアンサンブル:オペラ《ルル》@ネーデルランド・オペラ 2015.6.25

2位 ロパートキナの極上のオデット!マリインスキー・バレエ《白鳥の湖》@東京文化会館 2015.12.5

3位 ミンコフスキによる素晴らしきグルックのオペラ《アルチェステ》@パリ・オペラ座(ガルニエ) 2015.7.7

4位 現代のオペラの旗手アデス:オペラ《テンペスト》@ウィーン国立歌劇場 2015.6.21

5位 音楽も演出も極上:オペラ《フィガロの結婚》@フランダース・オペラ 2015.6.30

6位 シリンキナ最高!マリインスキー・バレエ《ロミオとジュリエット》@東京文化会館 2015.11.30

7位 ゴージャスで見応え十分:オペレッタ《伯爵夫人マリッツァ》@ウィーン・フォルクスオーパー 2015.6.24

8位 最高!エルトマンのバッハ、農民カンタータ by バッハ・コレギウム・ジャパン@東京オペラシティホール 2015.9.26

9位 さすがにバレエの殿堂:バレエ《ラ・フィーユ・マル・ガルデ》@パリ・オペラ座(ガルニエ) 2015.7.8

10位 いろんな思いが交錯:オペラ《カルディヤック》@ウィーン国立歌劇場 2015.6.22


初めて聴いたネーデルランド・オペラ(DNO)はピットのロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団がはいったこともあり、素晴らしい《ルル》でした。歴史的な名演とも思える上演でした。もっとも、そこまで評価できるのは音楽的な面で演出は表現主義的過ぎて、あまり好きなものではありませんでした。音楽面では、ルルを歌ったモイツァ・エルトマン、ゲシュヴィッツ伯爵令嬢を歌ったジェニファー・ラルモアが素晴らしく、他の歌手も粒ぞろい。さらにロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の間奏の素晴らしさ。第3幕の終盤の凄まじさには、ただただ圧倒されるだけでした。2回聴きましたが、どちらも素晴らしい音楽でした。ちなみに最終日のサイン会での美貌のエルトマンとの2ショット写真も忘れられない思い出です。

ロパートキナのオデットの素晴らしかったマリインスキー・バレエの《白鳥の湖》はこれまで見たバレエで最高のものでした。ロパートキナの美しい肢体は目に焼き付いて、生涯忘れられないでしょう。

パリ・オペラ座(ガルニエ)のオペラ《アルチェステ》は何と言っても、ミンコフスキ指揮のグルノーブル・ルーヴル宮音楽隊の素晴らしさに魅了されました。タイトルロールのアルチェスト役のヴェロニク・ゲンスが抒情の限りを尽くして歌うシーンでの感動も忘れられません。

ウィーン国立歌劇場で聴いた、現代のオペラの旗手アデスによるオペラ《テンペスト》は演出も音楽も最高に美しく、なかなかの掘り出し物でした。アデスのこれからの作曲活動は目が離せません。

ゲントのフランダース・オペラでのオペラ《フィガロの結婚》も掘り出し物。こんなローカルな劇場で素晴らしいオペラを上演するヨーロッパの文化の奥深さに驚嘆しました。

もう一つ見たマリインスキー・バレエの《ロミオとジュリエット》は第3幕でのジュリエット役のシリンキナの可憐な踊りにすっかりと魅了されました。マリインスキー・バレエのレベルの高さには驚くばかりです。

やはり、ウィーン・フォルクスオーパーで見るオペレッタは最高に楽しい! それをまた実感させてくれたカールマンのオペレッタ《伯爵夫人マリッツァ》でした。

《ルル》で感動させてくれたエルトマンはバッハでも素晴らしい歌を聴かせてくれました。バッハ・コレギウム・ジャパンに初めて登場したエルトマンの快演でした。なお、《農民カンタータ》はオペラ仕立てで上演されたので、オペラとして、このカテゴリーに加えました。

パリ・オペラ座はさすがにバレエの殿堂です。それにとてもお洒落。バレエ《ラ・フィーユ・マル・ガルデ》は明るくて、カラフル。大変、楽しめました。

ヒンデミットのオペラ《カルディヤック》は名作です。音楽も美しいです。それだけにウィーン国立歌劇場ならば、もっと素直にやってほしかったというのが正直なところです。カルディヤックの娘役を歌ったデノケの歌唱だけはとても見事でした。だから、ベスト10からは外せません。

次回はオーケストラ・声楽曲編です。


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テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

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はじめまして。ブログ拝見させていただきました。私は、個人ブログを運営しているyuichironyjpと申します。フリーランサーとして活動しており、フリーランスで稼ぐ方法や、

06/14 23:46 Yuichironyjp

ありがたいコメント、嬉しいです。マーラーのファンのかたにこそ、読んでいただきたかったので、気持ちを共有できた思いです。自然の中にこそ、マーラーの音楽の本質はあり

04/23 23:45 sarai

マーラーの作品を聴きながら、ブログを読ませていただいています。
読みながら画像を見て、マーラーの過ごした風景に想いを馳せて楽しんでいます。
素敵なブログをありがと

04/23 21:47 

マーラー6番ですか・・・ハンマー打撃は勘弁してほしいものです。あったとしても、3回目の打撃だけは・・・

04/11 18:10 sarai

まさにマーラー6番な状況です笑

04/11 17:51 kico

お互い、残念でしたね。今年でヨーロッパ遠征を終わりにする予定でしたが、悲劇的な状況になりました。天はまだ我に旅を続けよというご託宣を与えたのでしょうか。1年延期

04/11 03:13 sarai

以前にもコメントさせていただいた者です。来ましたね、楽友協会からのメール。私たちはとりあえず1年延期としましたが、どうでしょうね。困っている人が多い中贅沢な悩み

04/11 00:33 kico
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