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saraiの音楽総決算2015:オーケストラ・声楽曲編

今年の音楽の総決算もいよいよ最後になりました。そして、ブログも今年の書き納めです。

今回はオーケストラ・声楽曲編です。
このジャンルは今年もたくさんのコンサートを聴きました。何と言っても敬愛する巨匠ハイティンクを聴けたのが嬉しかったです。それに期待を上回る名演でした。
ちなみに昨年の結果はここです。

で、今年はベスト10はどうしても絞れずに以下をベスト20に選びました。20位のものも例年であれば、10位であってもおかしくない素晴らしい演奏でした。また、10位以内のコンサートはすべて、1位と言ってもおかしくない名演揃いです。

1位 人生最高のマーラー、ハイティンク&ペライア&ロンドン交響楽団@サントリーホール 2015.9.28

2位 入魂のマーラー3番にただただ感涙:ヤンソンス+ウィーン・フィル@ウィーン楽友協会 2015.6.23

3位 完璧なR・シュトラウスの響き、ティーレマン&シュターツカペレ・ドレスデン@サントリーホール 2015.2.23

4位 巨匠の白鳥の歌はブルックナー、ハイティンク&ペライア&ロンドン交響楽団@ミューザ川崎シンフォニーホール 2015.9.30

5位 またまた最高のブラームス、ハイティンク&ペライア&ロンドン交響楽団@NHKホール 2015.10.1

6位 純化されたブルックナーの響き、ティーレマン&シュターツカペレ・ドレスデン@サントリーホール 2015.2.24

7位 美しく凄絶な第4番!!シベリウス・ツィクルス②:カム&ラハティ響@オペラシティコンサートホール 2015.11.27

8位 最高のサロネンのシベリウス@サントリーホール 2015.3.4

9位 サロネン&フィルハーモニア管の素晴らしいシベリウス@みなとみらいホール 2015.3.8

10位 昔も今も極上の響き・・・ウィーン・フィルのモーツァルト@サントリーホール 2015.10.8

11位 絶望的な暗さに慄然!ポリャンスキーのチャイコフスキー@横浜みなとみらいホール 2015.7.12

12位 ビエロフラーヴェク&チェコ・フィル@みなとみらいホール 2015.11.3

13位 マタイ受難曲、バッハ・コレギウム・ジャパン@所沢市民文化センター ミューズアークホール 2015.4.4

14位 命日に聴くバッハ:ミサ曲ロ短調、バッハ・コレギウム・ジャパン@サントリーホール 2015.7.28

15位 最高のニールセン:ブロムシュテット+ウィーン交響楽団@ウィーン楽友協会 2015.6.20

16位 ボヘミアの心フルシャ+プラハ・フィル@サントリーホール 2015.2.6

17位 ソヒエフ&トゥールーズ・キャピトル管@ミューザ川崎 2015.3.2

18位 音の魔術師!ミンコフスキ:東京都交響楽団@サントリーホール 2015.12.15

19位 モーツァルトのレクイエム、スウェーデン放送合唱団&東京都交響楽団@サントリーホール 2015.10.16

20位 アンネ・ソフィー・フォン・オッター・リサイタル@東京オペラシティホール 2015.9.25

今年の1位は、断然、ハイティンク得意のマーラーの交響曲第4番。saraiの人生で最高のマーラーでした。ハイティンクのマーラーの実演が聴けて満足です。今年はこれに尽きます。

2位はウィーンの楽友協会で聴いたヤンソンス&ウィーン・フィルのマーラーの交響曲第3番。3回も聴きましたが、最後の3回目の凄かったこと・・・忘れられません。ハイティンクの凄いマーラーを聴かなければ、これが文句なしの1位でした。頭が真っ白になるほどの名演でした。

3位も凄い演奏でした。ティーレマン&シュターツカペレ・ドレスデンの究極の《英雄の生涯》です。ハイティンク&シカゴ交響楽団の凄かった演奏を超えるとは、やはり、ティーレマンは凄い!

4位、5位もハイティンク。これは2位、3位としたかったんですが、ヤンソンスとティーレマンにも敬意を表したというところです。ブルックナーは今回交響曲第7番を聴き、これで巨匠ハイティンクで第7番以降すべて聴いたということで満足以外のなにものでもありません。すべて、最高のブルックナーでした。ブラームスの実演を聴くのは初めて。この交響曲第1番がこんなに素晴らしいとは・・・絶句です。ブラームスも残り3曲を聴きたいという望みにすがりたくなります。

6位はティーレマン&シュターツカペレ・ドレスデンのブルックナーの交響曲第9番です。もっと上位に置きたいのですが、どこにも置くところがなく、泣く泣く、ここに置きました。今回のブルックナーは精妙を極めた演奏。次に聴くことがあれば、今度はド迫力の演奏を聴かせてもらいましょう。ティーレマンは実演で様々な演奏スタイルがとれますからね。そのときは文句なしの1位になるでしょう。

7位~9位はシベリウスイヤーに聴いた名演奏をランクしました。まず、7位はシベリウス交響曲ツィクルスを聴かせてくれたカム&ラハティ響です。特にツィクルス2日目の交響曲第4番は超名演で、大感動しました。

8~9位はサロネン&フィルハーモニア管の素晴らしいシベリウス。交響曲第5番、第2番、いずれもカム&ラハティ響を上回る演奏でした。サロネンのシベリウスは聴き逃せません。

10位は10位にするのがもったいないほどの素晴らしいウィーン・フィルのモーツァルト。贅沢過ぎる交響曲第39番/第40番/第41番の響きでした

11位は聴いているのが辛いほどの暗過ぎるチャイコフスキーの《悲愴》。ポリャンスキー恐るべしの感のあった凄絶な演奏でした。それが何で11位かって? 10位までが凄過ぎたんです。

12位は実演でようやく初めて聴いたチェコ・フィル。ビエロフラーヴェクとのコンビでの《新世界から》は最高の演奏でした。ベスト10に入れないのが辛いほどの名演でした。

13位、14位はバッハ・コレギウム・ジャパンの演奏するバッハの最高傑作の《マタイ受難曲》と《ミサ曲ロ短調》。これも素晴らしい演奏でした。それもとびっきりの名演。Top5に入れなくちゃいけないような演奏なんですけどね。

15位はウィーン楽友協会で聴いたブロムシュテット&ウィーン交響楽団の最高のニールセン。交響曲第5番のベストとも思える名演。これがベスト10に入れられないなんてね・・・。

16位はチェコの若手にして、いつも素晴らしい演奏を聴かせてくれるフルシャ。手兵のプラハ・フィルを率いての《新世界から》はビエロフラーヴェク&チェコ・フィルにも引けをとらない演奏でした。少なくとも音楽的にはね。

17位はソヒエフ&トゥールーズ・キャピトル管のリムスキー=コルサコフ《シェヘラザード》。ソヒエフはオーケストラから多彩な響きを引き出すことにかけての天才的な能力に恵まれています。素晴らしい演奏でした。

18位でようやく国内のオーケストラの登場です。いやはや、今年はマルク・ミンコフスキの素晴らしさを知る年になりました。パリ・オペラ座でのグルノーブル・ルーヴル宮音楽隊とのオペラ《アルチェステ》でも素晴らしい演奏でした。都響との2回目の顔合わせになったこのコンサートでの都響とは思えぬパリの香りのする響きでルーセルのバレエ音楽《バッカスとアリアーヌ》を見事に演奏してくれました。今年の都響の最高のコンサートでした。

19位は都響の定期演奏会で共演したダイクストラ&スウェーデン放送合唱団のモーツァルト《レクィエム》。素晴らしい合唱でした。

20位は大好きなアンネ・ソフィー・フォン・オッターの来日リサイタル。素晴らしいR・シュトラウスの歌曲を聴かせてくれました。満足、満足・・・。

ジャジャーン!
ここで今年の大賞発表です。

今年は初の協奏曲からの選定としました。

 メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲、庄司紗矢香&ビエロフラーヴェク&チェコ・フィル@みなとみらいホール

記事はここです。
庄司紗矢香のコンサートはこの10年来、聴き続けてきましたが、最近の音楽的な成長は目覚ましいものがあります。そして、その頂点に立つ演奏がこれです。大変、心に沁みてくる素晴らしい名演でした。是非、庄司紗矢香のライブ録音のCDの発売を望みます。スタジオ録音で編集したものでは彼女の真の音楽性を感じることができません。

と言いながらも今年も卑怯なのですが、もうひとつ、これも同列の大賞にします。同時受賞です。庄司紗矢香のまさかの名演がなければ、断トツでの大賞だったはずの素晴らしいコンサートです。

 マーラー/交響曲第4番、ハイティンク&ロンドン交響楽団@サントリーホール

このコンサートは上に書いたとおりです。巨匠ハイティンクはこれで聴き納めにしても決して悔いの残らない素晴らしい名演でした。saraiの頭の中にいつまでも残る最高のマーラーです。

来年の感動に期待しながら、今年の総括は幕としましょう。

今年も当ブログを読んでいただいたみなさんには感謝です。また、来年も引き続き、ご愛読ください。

saraiはこれから、みなとみらいホールのジルヴェスターコンサートに出かけます。今年も音楽で年越しです。


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ジャンル : 音楽

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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
これがsaraiの聴いたハイティンク最高のコンサートでした。
その後、ザル

07/08 18:59 sarai

CDでしか聴いてはいません。
公演では小沢、ショルティだけ

ベーム、ケルテス、ショルティ、クーベリック、
クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
、チェリブ

07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

私も18年前にドレスデンでバームクーヘン食べました。マイセンではB級品でもコーヒー茶碗1客日本円で5万円程して庶民には高くて買えなかったですよ。奥様はもしかして◯良女

06/18 08:33 五十棲郁子

 ≪…明恵上人…≫の、仏眼仏母(ぶつげんぶつも)から、百人一首の本歌取りで数の言葉ヒフミヨ(1234)に、華厳の精神を・・・

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