ウィーンで音楽三昧:改修直後のカールス教会・・・見るなら、今でしょう
旅の2日目です。
配偶者は昨夜、ヨーロッパに到着した長い1日の疲れから、ホテルに着くなり倒れこむように寝てしまいました。が、夜中に起きだして、日本の知人にウィーンに無事に到着したこと知らせるメールを書いたり、ブログの仕上げをしたり、妙な時間に活発に活動していたようです。お蔭でsaraiは熟睡中に起こされて、メール送信のお手伝いをさせられます。そのまま、saraiはコンサートのチケット(秋のカム&ラハティ交響楽団のシベリウス交響曲ツィクルス)を取るために日本のチケット販売窓口に電話をかけて早朝まで起きていることに。というわけで、朝は遅くまで寝坊を決め込み、9時過ぎにもそもそと起床。窓を開けると、薄い雲がかかっていますが青空です。ちょっと冷たい風も爽やかに感じます。鳥の鳴き声が聞こえるのが嬉しいですね。ベルヴェデーレ宮殿Schloss Belvedereの森がすぐ隣だからでしょう。

お風呂に入ってさっぱりし、昨夜買い込んだパンや生ハム、チーズ、果物で朝食です。昨夜は結局、何も食べずに寝てしまいましたからね。簡単な朝食も終えたところで、まずはウィーン楽友協会 Wiener Musikvereinに予約済みのチケットをピックアップに行きましょう。楽友協会はホテルからトラムで2駅ですから、すぐに到着します。チケット窓口はちゃんと営業中です。

問題なくチケットを発券してもらいます。今日は楽友協会でお昼と夜のダブルのコンサートなので、開演の3時半まではこの辺りを散策しましょう。
楽友協会のすぐ目の前にありながらも行ったことのないカールス教会Karlskircheに行ってみます。楽友協会の前に出ると、大きな木立の向こうにカールス教会が見えています。

大きな通りを渡って、カールス教会に向かいます。

楽友協会の向かいの建物を見ると、大きな看板がかかっています。2015年ウィーン芸術週間の看板です。音楽真っ盛りですね。

カールス教会の前庭には大きな池が広々としています。前庭の中にはブラームスの銅像があります。ブラームスは楽友協会と縁が深かったからでしょうか。もっとも、ブラームスが活動していた頃には楽友協会はもっと街の中心地にあったようですから、楽友協会とは無関係にここに銅像があるのかもしれません。(*Steppkeさんからコメントをいただきました。ブラームスが活動中の時期にこの楽友協会はできたそうです。ブラームスはここで指揮したこともあるそうです。saraiの勘違いでした。)

カールス教会は大きな丸屋根を持ち、堂々とした佇まいです。最近改修が終わりましたが、教会内部の工事の足場をそのまま残して見学に利用しているとのこと。改修費用を捻出するためだそうです。よって、教会ですが入り口で見学のための入場料を払います。何故か割引料金(1人8ユーロを5ユーロ)にしてもらえました。まさか、シニア割引ではないですよね。中に入ると、教会の模型が置いてあります。カールス教会が立派な建物であることが分かります。

教会内部はとても大きな空間が広がっています。典型的なバロック様式ですね。

主祭壇の近くに進むと、ますますこの教会の豪華さに圧倒されます。

側面の説教壇の辺りも見事な装飾が施されています。

なかなか立派な主祭壇です。

主祭壇の上部には素晴らしいバロック彫刻があります。その豪華さにため息が出ます。いやはや、凄い!

こちらは主祭壇に向かって右側の側面です。ふんだんに大理石が使われていて、とても美しいですね。

そろそろ、ドームの天井に上ってみましょう。
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