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梅雨の時期に行く京都の旅:水路閣の先に見つけた巨大な水力発電所

2012年6月27日水曜日@京都/5回目

南禅寺の水路閣を見ているうちに、琵琶湖疏水とインクラインについての調査に対する気持ちがふつふつと沸いてきました。いったん水路閣の下に戻り、水路閣の素晴らしいアーチを眺めていると、ますますその気持ちが強まってきました。


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先ほど上った水路閣とは逆の方に上って、上流の方の水路閣の上に出ることができました。この水路の両側は狭い通路になっており、水路に沿って歩くことができそうです。


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水路に沿った通路をどんどん歩いて行くと、周りは山になってきました。


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水路の中の水の流れはなかなか豊かです。


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さらに水路に沿って進んでいきます。


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この水路は高台を流れているので、下に岡崎から京都の街の中心の方が眺め渡せます。


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一番はずれの行き止まりのところまでやってきました。そこにあるトンネルを眺めていると、ではその先は?とついつい気になりますが、水路の山側を歩いていたのでこれ以上は進めません。でも、水路の崖側の通路に渡ると右側の方に回り込めそうです。水路は結構幅が広いので、跳び越えることは不可能です。


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一瞬あきらめかけましたが、ここでインクラインの謎(この水路をどうやって船を通すんでしょう?)をうやむやにしたくありません。水路の途中まで戻り、水路を渡れる橋から崖側に出ることにしました。
崖側の通路に迂回して、この行き止まりを回り込むと、何と水路は行き止まりと思った地点から直角に曲がる水路が続いていました。この直角に曲がる水路は絶対に船は通行できません。一体、どういうことでしょう?


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頭の中は疑問符いっぱいでこの水路をさらに進むと、びっくり!! 水路の先に何か巨大な施設があります。


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これは、表示を見ると水力発電所です。疏水とインクラインと水力発電所・・・ますます、訳が分からなくなりました。


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水力発電所の巨大なパイプが伸びています。


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大きなチェーンを巻きあげながら、動いているものもあります。水力発電所の設備の一部でしょうか。


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水力発電所の横を通り過ぎました。


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水力発電所の先は公園になっていて、そこにsaraiには謎に思えたことに対する答えの一部が書かれた石碑が建っていました。


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そもそも琵琶湖疏水は、明治の初めに若き技術者であった田辺朔朗の努力で人力による土木工事でトンネルを掘り、大工事を完成させたそうです。そして、その疏水の水を使った我が国最初の水力発電所をこの蹴上の地に作り上げたそうです。なんと、米国アスペンの水力発電所を参考にした世界で2番目の水力発電所ですっ。これらを外国人技術者の指導なしに、学校を出たての20代の青年技術者の田辺がすべてをなしとげたとのことです。同時に我が国初の路面電車も走らせたそうですから恐れ入ります。その田辺博士の像も建っていました。


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saraiも同じ技術者として、日本の土木技術を開拓した先駆者に敬意を抱くとともに、その努力と素晴らしい実績に大いなる感動を抑えきれませんでした。

ところでインクラインはどうなったのか・・・これについてはsaraiがひどい誤解をしていたのですが、それについては次回で。


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オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

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えりちゃさん、saraiです。お久しぶりです。

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06/14 23:46 Yuichironyjp

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04/23 21:47 

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