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ハーレム~ライデンの1日:ピータース教会~市庁舎、そして、ライン川の岸辺は大喧噪!!

2015年6月26日金曜日@アムステルダム~ハーレム~ライデン/18回目

ライデン大学Universiteit Leidenを見ることができ安心したところで、今度は町の中心のピータース教会Pieterskerk Leidenに向かうことにします。ライデン大学とお隣の芭蕉の俳句の家を隔てるノネン小路Nonnensteegとラペンブルク通りRapenburgの角から歩き始めます。まずはステーンスウール運河Steenschuurに架かるノネン橋Nonnenbrugを渡って、クロク小路Kloksteegの鄙びた美しい路地を歩きます。路地の先にはピータース教会がもう見えています。

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教会前のピーテルスケルクホフ広場Pieterskerkhofは、緑の木々の木陰にカフェテラスとちょっとした遊園施設がありますが人影はまばらです。

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教会の中に入ってみましょう。入口を探していると、カフェ・ピーテルスケルクPieterskerkcaféがあります。そこに入って訊いてみると、今日は教会には入れないとのこと。何でしょうね。

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教会の周りを歩いて、様子を調べてみましょう。

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現在のピータース教会は、15世紀にゴシック様式で建てられた重厚な建造物です。

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煉瓦に美しい黄色いつるバラが映えています。ベンチも置かれて、午後の寛いだひと時を過ごせそうです。旅人のsaraiはあんまりゆっくりできないのが残念です。

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教会の赤い扉の前に来ると、ライデン大学の垂れ幕が下がっています。何かのイベントをやっているようです。それで中に入れないのかな。残念ですが、仕方ありませんね。

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やはり、教会の入口は先ほどのカフェのようです。ここにもその旨を告げるポスターが張ってあります。

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このピータース教会は古くて立派ですが、もはや教会ではないようです。カフェと催し物会場になっているようですね。さて、ライデンの町もそこそこ見たことだし、そろそろ帰りましょう。散策をしながら、町の様子を観察しつつ、駅の方に向かいます。
ピータース教会からは狭いピーテルスケルク=コール小路Pieterskerk-Choorsteegを抜けて、市庁舎Stadhuis Leidenに向かいます。ランゲブルグ通りLangebrugに出たところで、この路地を振り返ります。路地の奥にピータース教会が見えています。

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さらにピーテルスケルク=コール小路を進んでいきます。ブレー通りBreestraatを横切ると、路地の名前はマールスマン小路Maarsmansteegに変わります。マールスマン小路の途中の右手にカペル通りKapelstraatが伸びています。その通りの先に大きな建物が見えます。これが市庁舎ですね。

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マールスマン小路を抜けた先は、また運河。橋も架かって、その先の正面は大きな広場ですが、運河沿いに右に曲がって市庁舎の方に向かいます。フィスマルクト広場Vismarktに市庁舎は威容を誇っています。16世紀に建てられた建物です。この建物はなんだかのっぺりした印象ですが、実はこれは市庁舎の建物の裏なんだそうです。うっかりして、ブレー通りにある美しいファサードを見損ねてしまいました。

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これが見損ねたブレー通りにある市庁舎のファサードです。16世紀のオランダの栄光が偲ばれます。

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出典:Wikimedia Commons  


市庁舎前のフィスマルクト広場前には水路が流れています。運河と思いましたが、これはニーウェ・レインNieuwe Rijn、ライン川の支流です。この運河のようなライン川沿いは、何だか様子が変です。多くの船が係留されていて、皆さん宴会モードです。

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ライン川(ニーウェ・レイン)の両岸にびっしりと船が並び、賑やかさにびっくりです。

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ボートに乗っている人たちはゆったりと寛いで、何かを待っている感じです。

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ライン川(ニーウェ・レイン)に架かるフィス橋Visbrugを右手に見ながら岸辺を進みますが、この喧噪はどこまでも続いているようです。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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この賑やかな様子を観察しながら、ライン川に沿って駅の方に向かいます。


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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
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07/08 18:59 sarai

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07/08 15:53 じじい@

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久々のコメント、ありがとうございます。
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06/18 12:46 sarai

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