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梅雨の時期に行く京都の旅:金地院の特別拝観で出会った長谷川等伯の襖絵に感銘

2012年6月27日水曜日@京都/2回目

思いがけず無鄰菴の美しい日本庭園に出会えて、またまた京都の奥深さを知ることになりました。次は南禅寺の方に向かいます。
無鄰菴の塀に沿って歩きますが、その塀のどこまでも続くことにびっくりです。あの広い庭園がこの塀の中にあるのですから、当然といえば当然ですね。


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途中、琵琶湖疏水の流れを通り過ぎます。その疏水に沿って、打ち捨てられたような線路が伸びています。もしや、これはこれからめざしているインクラインの一部でしょうか。半信半疑のままその場を通り過ぎます。後で、これがやはりインクラインだったということを知ることになります。


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やがて、先の方に南禅寺の入口が見えてきました。左手は大駐車場になっています。今日は車はがらがらです。


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南禅寺に行く前に、南禅寺の塔頭の金地院にも立ち寄ってみましょう。道を右に折れて進みます。綺麗な通りが続いています。


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金地院の手前に特別拝観中の立て看板がありました。おっ! 何と長谷川等伯の襖絵が見られるようですね。京都で一番見たかった長谷川等伯の襖絵が見られるとは、何とラッキーなんでしょう。思いがけない情報で小躍りしながら金地院をめざします。


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金地院の門をくぐりますが、金地院の入口はこの通りの先です。


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金地院の塀垣に沿って、進みます。


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金地院の入口の門に着きました。早速、受付に向かいます。


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見られるなんて期待もしていなかった長谷川等伯の襖絵の特別拝観です。受付で再度確認すると、今から特別拝観の案内が始まり、そこではやっぱり長谷川等伯の襖絵も見れるとのこと。京都のお寺にはさりげなくとんでもないものがありますね。慌てて特別拝観料を払い中に入ります。客は少なく、sarai達2人を含めてたったの4人。方丈の奥の書院に通してもらい、丁寧な説明を受けながら見てまわりますが、どれも素晴らしいです。特に長谷川等伯の襖絵の「猿候促月図」、「老松」は見ごたえのある作品でした。「老松」は2年前の東京国立博物館での長谷川等伯没後400年の大回顧展にも出品されていたとのことで、saraiも見た筈ですが、あの大回顧展は膨大な作品群に圧倒されたので明確な記憶がありません。というよりも「松林図」を見た衝撃が強過ぎて、ほかの作品はすべて忘れ去ったというのが真相なんです。そのときの記事はここです。「猿候促月図」は初めて見る作品ですが、長谷川等伯のお猿さんの水墨画は見ているので、初めて見た感じはしませんでした。もちろん、素晴らしい作品です。いずれも内部での撮影は禁止なので、肉眼だけで脳裏にしっかりと刻みつけました。
特別拝観の最後に小堀遠州作の茶室「八窓席」を見ました。京都三名席のひとつだそうです。色々な講釈を聞きましたが、はっきり言って、茶道の心得のない無粋なsaraiには茶室の良し悪しはあまり分かりません。日本文化の粋だということで、素直に受け入れました。
最後に通常拝観ルートに戻り、小堀遠州作の枯山水の庭園です。鶴亀の庭です。何と豪壮でスケール感に満ちた石庭なんでしょう。非常に感銘を受けました。


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方丈の広間から濡れ縁に出て、全体の庭園を鑑賞しました。とても広大なので、1枚の写真に収めることが困難です。まずは正面の真ん中部分を撮影しました。


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これでは左右が切れて、庭園の広大なスケール感がなくなってしまいます。ちょっと工夫をして、濡れ縁の右側に移動して、そこから斜めに庭園の全体を撮影するようにしてみました。かなりこの庭園のイメージが表現できたように思われます。


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ついでに今度は濡れ縁の左側に移動して、やはり斜めに撮影してみました。


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特別拝観の案内の後は、通常公開されている金地院の境内を見て回ります。それは次回で。


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オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

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ありがたいコメント、嬉しいです。マーラーのファンのかたにこそ、読んでいただきたかったので、気持ちを共有できた思いです。自然の中にこそ、マーラーの音楽の本質はあり

04/23 23:45 sarai

マーラーの作品を聴きながら、ブログを読ませていただいています。
読みながら画像を見て、マーラーの過ごした風景に想いを馳せて楽しんでいます。
素敵なブログをありがと

04/23 21:47 

マーラー6番ですか・・・ハンマー打撃は勘弁してほしいものです。あったとしても、3回目の打撃だけは・・・

04/11 18:10 sarai

まさにマーラー6番な状況です笑

04/11 17:51 kico

お互い、残念でしたね。今年でヨーロッパ遠征を終わりにする予定でしたが、悲劇的な状況になりました。天はまだ我に旅を続けよというご託宣を与えたのでしょうか。1年延期

04/11 03:13 sarai

以前にもコメントさせていただいた者です。来ましたね、楽友協会からのメール。私たちはとりあえず1年延期としましたが、どうでしょうね。困っている人が多い中贅沢な悩み

04/11 00:33 kico

お返事ありがとうございます。
本当に!私もレイルジェットや美術館の手配もしているので、祈るような気持ちです。

03/10 19:06 kico
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