束の間のアントワープ:メール~ワッパー広場~ルーベンスの家
アントワープAntwerpenの街歩き中です。繁華街のレイス通りLeysstraatの外れまで歩いてくると、フランドル出身の画家ヴァン・ダイクの銅像とご対面です。彼の視線の先を追うと、バロック様式の建物の上に立つ金色の天使像が青空の中に見えます。お洒落な演出ですね。

ヴァン・ダイク像の後ろに周って、レイス通りを過ぎていきます。

レイス通りの先も、バロック様式の建物の立ち並ぶメール通りMeirのショッピング街が続きます。

ここにもレンタル自転車の駐輪場があります。すっかり、この町の生活に根付いているようです。そういえば、自転車王国のオランダではこのレンタル自転車は見かけませんでしたね。

メール通りにはZARAなどのお馴染みのお店が並んでいます。

ZARAの向かいにはLevi'sのお店。

この優美な曲線のデザインの建物はアールヌーボーみたいですね。

メール通りには美しい建物が並びます。

メール通りをさらに進むと、ワッパー広場Wapperに差し掛かります。

ワッパー広場には噴水の中に大きな鷲の像があります。

広場に道案内板が立っていて、ルーベンスの家Rubenshuisの場所を示しています。

その案内に従ってメール通りを左に折れ、ワッパー広場をルーベンスの家の方に進みます。

噴水の中の鷲の像の広げた翼が、まるで人間の手のようにも見えます。

ワッパー広場には木製のベンチが置いてあり、明るい陽光の下、市民の皆さんが休んでいます。ちょっとしたオブジェもあり、憩いの場になっているようです。

すぐにルーベンスの家の前に出ます。

これがルーベンスの家です。一画家の家としては破格に大きな建物ですね。ルーベンスがアトリエ兼住居として使っていたそうですが、同時にルーベンス工房として多くの弟子が作業する場所でもあり、かつ、画家以外に外交官としても活躍したルーベンスを訪ねてくる人も多かったようです。画家という枠を超えた存在だったんですね。saraiの思いでは、1人で孤独に芸術活動に励んでくれれば、ルーベンスはもっともっと素晴らしい芸術作品を創造したのではないかと惜しまれてなりません。

ここは現在、市立美術館となり、ルーベンスの自画像なども展示されているそうです。あまり熱心なルーベンスのファンではないので、外から建物を見るだけで、入館するのはやめておきましょう。

隣の建物も合わせて美術館になっているようですね。

再びメール通りに戻りましょう。通り沿いにある噴水の中の鷲の像を近くでしっかりと見ます。鷲が魚を捕らえた瞬間を彫刻にしたものだったんですね。なかなか見事な出来です。

ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

アントワープの街歩きを続けます。街のランドマークであるノートルダム大聖堂Onze-Lieve-Vrouwekathedraal Antwerpenももうすぐです。
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