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束の間のアントワープ:豪華なグローテマルクト広場、そして、シュヘルド川へ

2015年6月29日月曜日@アムステルダム~アントワープ~ゲント/8回目

アントワープAntwerpenのグローテマルクト広場Grote Marktはとても美しい広場です。まずは市庁舎Stadhuis van Antwerpenを拝見します。建物自体もなかなか派手ですが、それ以上に窓にずらっと並んだ旗が目立ちます。建物は1561年から1565年にかけて造られたルネサンス様式の建物です。

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市庁舎の塔になっている中央部分は特に装飾が派手ですね。ルネサンス様式ですが、来るべきバロック様式を先取りしているかのようです。市庁舎の手前、広場の中央には大きな彫像があります。

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市庁舎の右手、広場の北側にはギルドハウスが7棟立ち並びます。壮観ですね。

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さて、広場の真ん中です。ここにあるのはブラボーBraboの噴水。アントワープの町の名前の由来になっている巨人の手をつかんで川に投げ入れる像です。驚くことに巨人の手からも水が噴き出しています。

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別のアングルからもブラボーの噴水を眺めます。アントワープの町の象徴のような彫像です。

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と、広場に観光用のプチトランが入ってきます。観光都市のアントワープですから、当然プチトランは走っていますよね。

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広場の周りに立ち並ぶ豪華な市庁舎やギルドハウスと派手な色彩のプチトランって、結構似合っていますね。

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グローテマルクト広場には、びっしりとギルドハウスが並んでいます。一体、どれだけのギルドがあったんでしょう。それともこれらのすべてがギルドハウスではないのかな。同じ形式の建物に見えます。切妻の屋根の上には、ギルドの守護聖人と思しき金色の像が立っています。

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広場の向かい側にも同じようなギルドハウスが並んでいます。凄いですね。

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再び、市庁舎とブラボーの噴水を眺めます。いやはや、何とも豪壮な広場です。

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ギルドハウスの下にポルティコがあります。そこでこちらを睨んでいるのは《お稲荷さん》もどきです。何でしょうね。ギルドと関係があるんでしょうか。

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このポルティコの前から広場を眺めると、ギルドハウスの先に背高のっぽのノートルダム大聖堂がすっくと大空に伸びています。

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グローテマルクト広場の豪華さを堪能したところで、次はシュヘルド川Scheldeを見に行きましょう。この広場を抜けて、シュヘルド川の方に向かって歩きます。市庁舎の右手にあるジルフェルスミト通りZilversmidstraatに入ります。

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右手にも素晴らしいブラーデライ通りBraderijstraatが伸びていますが、これは見るだけにします。

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まっすぐにシュヘルド川に向けてジルフェルスミト通りを進みます。

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路地の両側の建物の下は通り抜けができるようになっています。ちょっと道草をして、通り抜けの先の様子を見てみましょう。

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おーっ、建物に挟まれた広い中庭のようになっていて、緑に恵まれた空間になっています。

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それにしても、美しい建物に囲まれていますね。

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中庭の建物の頭の上に、ヴレースハウス博物館Museum Vleeshuisの尖塔が顔を覗かせています。

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ジルフェルスミト通りに戻って、シュヘルド川に向かいます。川沿いの大通りに抜けると、シュヘルド川のほとりに建つステーン城Het Steenが見えます。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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では、シュヘルド川の眺めを満喫すべく、ステーン城に向かいましょう。


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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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08/04 21:31 G線上のアリア

じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
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07/08 18:59 sarai

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公演では小沢、ショルティだけ

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クルト。ザンデルリング、ヴァント、ハイティンク
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07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

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06/18 08:33 五十棲郁子

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通りすがりさん

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05/13 23:47 sarai
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