束の間のアントワープ:ノートルダム大聖堂から中世の小道へ
ノートルダム大聖堂Onze-Lieve-Vrouwekathedraal Antwerpenの鑑賞をほぼ終えました。大聖堂内部は贅沢な装飾。凄いです。言葉になりません。ルーベンスの《キリスト降架》はさすがに素晴らしかったです。もう一度、見ることにします。何度見ても圧倒的な迫力にただただ感銘を受けます。

この絵はメッツラーオルガンの下に鎮座しています。上方の窓からの明るい光に照らされています。

《キリスト降架》の絵の前から見る大聖堂内部も美しいです。大聖堂最高の場所に展示されているんですね。

これが翼廊の先に見えている美しいステンドグラスです。

ようやく、《キリスト降架》の絵の前から離れます。2人の女性が壁際にある彫像の手入れをしています。こういう不断の努力でこの大聖堂の美術品が守られているんですね。

祭壇から離れていきます。遠くに主祭壇画が見えています。左の束ね柱の陰に《キリスト昇架》もちらっと見えています。

最後にズームアップして、主祭壇画《聖母被昇天》を見ておきましょう。

身廊には、美しい説教壇があります。南アントワープのセントバーナード修道院から移したものだそうです。

身廊に展示されている絵画に目をやりながら、出口の方に向かいます。

出口近くの身廊に来たところで、最後に美しい大聖堂の内部空間に目をやります。

出口の横にある大聖堂の売店に寄っていきます。大聖堂の売店にはネロ少年とパトラッシュの記念コインを売っています。お土産として購入する際に、「この記念コインになっている《フランダースの犬》は日本人だけが関心があるんだよね」って売店のおじさんに言うと、即座に否定されます。おじさんによると、アメリカ人が関心を持っているから有名になったということです。そうかなあと半信半疑で売店を出ます。きっと売店のおじさんはよく知らないんだろうということで配偶者と意見が一致します。何故って、大聖堂の前の記念板だって日本語が書き込まれていますからね。ともあれ、大聖堂に圧倒されて外に出ます。
もうアントワープは十分に見尽くした思いです。最後の最後にアントワープならではの《中世の小道》を見ていきましょう。大聖堂からアウデ・コールンマルクト通りOude Koornmarktに出ます。賑やかな通りです。

アウデ・コールンマルクト通りの街並みは綺麗です。この通り沿いにあるはずの《中世の小道》の入口を探します。

アウデ・コールンマルクト通りの16番地に、それはありました。見逃してしまいそうな小さな入口です。

ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

入口の先に狭い路地が見えています。

中世の世界にトリップしてみます。
↓ saraiのブログを応援してくれるかたはポチっとクリックしてsaraiを元気づけてね
いいね!

- 関連記事
-
- 束の間のアントワープ:中世の小道・・・16世紀にワープ
- 束の間のアントワープ:ノートルダム大聖堂から中世の小道へ
- 束の間のアントワープ:ノートルダム大聖堂には圧巻のルーベンスの名画