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ブリュッセルで美術三昧:マグリットの家のコレクションを拝見

2015年7月4日土曜日@ブリュッセル/3回目

ブリュッセルBruxellesのジェットJette地区にあるマグリットの家Musée René Magritteを訪問しています。1階のアパルトマンとアトリエを見終えて、2階、3階の資料や作品の展示を見ます。
思ったよりもたくさんの作品が展示されています。制作年の順にご紹介していきましょう。


これは映画のポスターの原画のようですね。若い頃はこういうものを描いていたんですね。

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これはシュールな絵画の萌芽がみられる作品です。可愛い絵ですね。微笑ましい感じです。

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《抽象化》です。これは1923年、25歳のときの作品です。若い頃はこういう抽象絵画も描いていたんですね。色合いはやはりマグリットらしくシンプルで明るいです。

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《剣士》です。これは1926/1927年、28歳/29歳のときの作品です。シュールですが、女性ヌードも描いていたとは驚きです。

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《空間の問題》です。これは1928年、30歳のときの作品です。これはいかにもマグリットらしいユーモアのある作品です。

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《ビルボケ(剣玉遊び)の自己満足》です。これは1928年、30歳のときの作品です。なかなかの力作です。モティーフがビルボケ(日本の剣玉の原型と言われるフランスの古いおもちゃ)というのが面白いですね。

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《分離された風景》です。これは1928年、30歳のときの作品です。吹き出しのある漫画のような作品ですが、吹き出しには『私は風景のまわりには何も見えない』というようなことが書いてありますが、意味が分かりません。

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《せっかち》です。これは1928年、30歳のときの作品です。格闘技ですね。妙な作品です。

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《メンタルな計算》です。これは1931年、33歳のときの作品です。この前年からこのアパルトマンに居を定めたんですね。

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《巨人》です。これは1936年、38歳のときの作品です。シュールレアリズムとはこういうもの・・・さらにはマグリットらしさも満載の会心の作品です。

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《フェアプレイ》です。これは1936年、38歳のときの作品です。シュールレアリズムの作品は時として、意味不明・・・。

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《悪循環》です。これは1937年、39歳のときの作品です。これは何と言うか・・・ちょっと気持ちが悪い! やり過ぎですね。

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《終わりなき連鎖》です。これは1938年、40歳のときの作品です。これは単純にシュールで面白いですね。

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《老いた砲手》です。これは1947年、49歳のときの作品です。これは秀逸な作品ですね。シュールだけどロマンチックって感じです。

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《Esseghem通り》です。これは1950年、52歳のときの作品です。題名はこのアパルトマンがある通りの名前です。自宅周りの風景を自画像付きで描いたものですね。このマグリットの家にあってこその作品です。

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《桜の季節》です。これは1951年、53歳のときの作品です。マグリットには珍しい女性ヌードですが・・・。

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《はがき》です。これは1960年、62歳のときの作品です。頭の上の球体は何なのか・・・月?岩?街灯?

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《王の美術館》です。これは1966年、68歳のときの作品です。ほぼ最晩年の作品です。いいですね。何も文句ありません。これぞマグリットです。

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展示作品を見終えて、最後は屋根裏部屋を覗きます。雑多なものが並んでいます。ボリューミーな裸婦の絵はマグリットの作品でしょうか。なかなかいいですね。

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最後にマグリットの家の上からの眺めを楽しみます。こういう何の変哲もない住宅街の中で稀代のシュールレアルストが自己の芸術を磨き上げていったのですね。

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マグリットという人間の一面を見ることが出来、マグリット好きの配偶者にはとても面白かったようです。saraiとしても彼の生活が垣間見え、興味深い訪問になりました。スタッフの女性は、風の入る窓際の事務室で、ずっとお友達とおしゃべりしていました。そこで、数枚、ここでしか手に入らないようなマグリットの絵葉書を購入して見学終了です。



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テーマ : ヨーロッパ
ジャンル : 海外情報

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オペラ・美術が大好きでヨーロッパの旅にはまっています。音楽の聖地ウィーンが中心で、イタリア、フランス、ドイツも巡っています。国内外のオペラ・コンサートの体験もレポートします。

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ありがたいコメント、嬉しいです。マーラーのファンのかたにこそ、読んでいただきたかったので、気持ちを共有できた思いです。自然の中にこそ、マーラーの音楽の本質はあり

04/23 23:45 sarai

マーラーの作品を聴きながら、ブログを読ませていただいています。
読みながら画像を見て、マーラーの過ごした風景に想いを馳せて楽しんでいます。
素敵なブログをありがと

04/23 21:47 

マーラー6番ですか・・・ハンマー打撃は勘弁してほしいものです。あったとしても、3回目の打撃だけは・・・

04/11 18:10 sarai

まさにマーラー6番な状況です笑

04/11 17:51 kico

お互い、残念でしたね。今年でヨーロッパ遠征を終わりにする予定でしたが、悲劇的な状況になりました。天はまだ我に旅を続けよというご託宣を与えたのでしょうか。1年延期

04/11 03:13 sarai

以前にもコメントさせていただいた者です。来ましたね、楽友協会からのメール。私たちはとりあえず1年延期としましたが、どうでしょうね。困っている人が多い中贅沢な悩み

04/11 00:33 kico

お返事ありがとうございます。
本当に!私もレイルジェットや美術館の手配もしているので、祈るような気持ちです。

03/10 19:06 kico
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