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バロック漬け:フライブルク・バロック・オーケストラ Ⅱ@トッパンホール 2016.10.24

今日もフライブルク・バロック・オーケストラを聴きます。2回目です。前半のプログラムはもうひとつ乗り切れない感じ。悪くはないのですが、どうにも地味な印象で集中して聴けません。
しかし、後半は一転。直球一本勝負って感じのパーフェクトな演奏に魅了されます。曲よし、演奏よしでノリノリです。バロック音楽を満喫して、大満足でした。

前半の最初はヴィヴァルディの《2本のヴァイオリンとチェロのための協奏曲》。晴れやかな演奏を期待しましたが、残念ながら、なんだか地味な響きに終始。ドイツのグループだとこんな感じかなとあきらめます。予習で聴いたイ・ムジチ合奏団が演奏した曲とはまるで別物に思えます。悪い演奏ではないのですが、イタリアン・バロックという感じには思えません。

次はバッハの《ヴァイオリン協奏曲第1番》です。ドイツの団体ですが、ソロ・ヴァイオリンの響きがもうひとつですね。予習したのがヘンリック・シェリングなのがいけなかったのかも・・・。弦楽合奏はよかったんですが仕方ないですね。

前半最後はコレッリの《合奏協奏曲 Op.6-2》です。これもイタリアン・バロックとしてはもうひとつに感じます。もう少し、ピュアーな響きが欲しかったところです。前回のコレッリの《合奏協奏曲 Op.6-1》のほうがよかった印象です。

そして、休憩後の後半です。

まずはヘンデルの《合奏協奏曲 Op.6-10》です。これはのっけから、響きの素晴らしさに魅了されます。前回もヘンデルは素晴らしい演奏でしたから、この団体はヘンデルとよほど相性がいいのでしょう。それにこの曲はヘンデルらしく、メロディアスでいいですね。特に最後の第6楽章の素晴らしい演奏に感銘を受けました。この団体の演奏でヘンデルの《合奏協奏曲 Op.6》全曲を聴いてみたいものです。

次はバッハの《2つのヴァイオリンのための協奏曲》です。名曲中の名曲です。特に第2楽章の美しさは格別です。ソロ・ヴァイオリンの響きがもう少しよければ、最高だったんですが、よい演奏ではありました。

最後はヴィヴァルディの《4本のヴァイオリンのための協奏曲》です。これまでの演奏でヴィヴァルディはあまり期待できないと思いながら聴き始めましたが、これが素晴らしい演奏。ヴィヴァルディらしい晴れやかな演奏です。最初からヴィヴァルディはこんな風に演奏してくれればよかったんです。曲も最高。演奏も最高。終わりよければ、すべてよしって感じで大満足。4人のソロ・ヴァイオリンの響きも見事でした。

今日のプログラムを紹介しておきます。

  弦楽合奏:フライブルク・バロック・オーケストラ

  ヴィヴァルディ:2本のヴァイオリンとチェロのための協奏曲 ニ短調 RV565(合奏協奏曲集《調和の霊感》Op.3より 第11番)
  J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 BWV1041
  コレッリ:合奏協奏曲 ヘ長調 Op.6-2

  《休憩》

  ヘンデル:合奏協奏曲 ニ短調 Op.6-10
  J.S.バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043
  ヴィヴァルディ:4本のヴァイオリンのための協奏曲 ロ短調 RV580(合奏協奏曲集《調和の霊感》Op.3より 第10番)
   《アンコール》
     ヴィヴァルディ:弦楽のための協奏曲 イ長調 RV158より 第1楽章 アレグロ・モルト、第2楽章 アンダンテ・モルト

配偶者がぽつりと「しばらくはもうバロックは聴かなくてもいいわね」って言いました。いい意味でバロックを満喫しました。今日の後半の演奏が素晴らしくて、本当に満足しました。


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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
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