ブリュッセル、最後の散策・・・コングレ記念塔~サン・ミッシェル大聖堂
旅の19日目、ブリュッセル5日目です。
ブリュッセルの朝は曇っています。昨日のアルデンヌへの遠征は快晴だったのに、天気は日替わりです。遠征日が快晴だったことを配偶者は我ながら強運だったと今更ながら驚いています。本当に晴れ女でこちらも助かりますよ。
今日は昼過ぎに、ブリュッセルからパリに移動します。それまでは何にも予定がないので、最後の散策をしてきましょう。荷物をまとめて、チェックアウトし、ホテルに荷物を預けます。散策できる時間は2時間ほどなので、ホテルから歩ける範囲で楽しみましょう。ロワイヤル通りRue Royaleをぶらぶら歩いて、コングレ記念塔Colonne du Congrèsに向かいます。木立の先にそれらしい塔が見えてきます。

コングレ記念塔の前には、大きなコングレ通りRue du Congrèsがロワイヤル通りに交差した走っています。お洒落な建物が並んでいます。

これがコングレ記念塔の全景です。コングレ記念塔は1831年の憲法発布を記念して、1859年に造られました。

記念塔の基部の前には無名戦士の墓があり、その墓の前には永遠の炎が上がり、両脇を2匹のライオン像が固めています。

記念塔の尖端にはベルギー最初の国王レオポルド1世の像が立っています。

記念塔の下に近づいてみます。立派な無名戦士の墓ですね。

このコングレ記念塔の立つコングレ広場からは素晴らしい眺めが望まれると観光案内書には書いてありますが、ビルが立ち並び遠くは見えません。昔はよい眺めだったのかもね。次はコングレ広場の裏のリーニュ通りRue de Ligneを歩いて、サン・ミッシェル大聖堂Cathédrale des Sts Michel et Guduleに向かいます。すぐに大聖堂の側面に出ます。巨大な建物ですね。

サン・ミッシェル大聖堂の正面に出ます。は~、これも見事な大聖堂です。典型的なゴシック様式の建物です。

ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

大聖堂の建物があんまり巨大過ぎて、全景が撮影できないので、ぐっと下がったところで全景を撮影します。大聖堂前の大階段も立派です。

これが大階段。素晴らしい石段です。

ファサードには細かい意匠が凝らされています。特に3つの大扉まわりの精細な彫刻が目を惹きます。

近づいて、よく見てみましょう。扉の上部には、聖人像がずらっと並んでいます。

中央の扉です。いくら近づいても、その精細さは少しも損なわれることがありません。見事な彫刻芸術です。300年もかけて作り上げた大聖堂ということが納得できます。

大聖堂の中に入ります。素晴らしいゴシック様式の空間が広がります。大きな柱の1本、1本に彫像が取り付けられています。こんな豪華な空間は見たことがありません。

内部構造は3廊式になっています。こちらは右手の南側廊です。柱の彫刻の見事さに驚かされます。

こちらは左手の北側廊です。パイプオルガンも見えます。

説教壇です。何とも豪華です。

南側廊には美しいステンドグラスが輝いています。

こちらは北側廊のステンドグラス。ため息をつくほどの豪華な内部空間です。

クロッシングまで進むと内陣がよく見えます。意外に簡素な内陣です。

サン・ミッシェル大聖堂の見学をもう少し続けます。
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