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最後のパリ散策:クリュニー美術館へ

2015年7月9日木曜日@パリ/1回目

旅の21日目、パリ3日目です。

今日で旅も終わりです。深夜の飛行機で日本に帰ります。最後の1日を楽しみましょう。

なにはともあれ、朝食です。昨日のフランスパンが残っています。サラダを追加して買ってきてあるので、バゲットとともに頂きましょう。やはり、バゲットは昨日の焼きたての方が美味しいですね。でも、バゲットってかなり巨大ですよ。毎日焼きたてのバゲットを一つずつ食べるというわけにはいきませんが、パリの人は食べちゃうのかな・・・。

荷物をまとめましょう。配偶者が街歩き用と機内持ち込み用と飛行機に預ける分とをしっかり考えて、整理します。オペラのプログラムなどの本類がかなり増えているので、2つのかばんの重さのバランスを考えて詰め込みます。荷物造りは配偶者におんぶにだっこです。感謝!!

チェックアウト時間の11時ぎりぎりに部屋を出ます。今日の最初の関門は、2階のレセプションから1階の入り口までの階段を下りることです。と、今日のチェックアウトの担当は若いパリ男。配偶者がかばんを持とうとすると、さっと持ってくれて階段を下りようとします。メルシー! 最初に降りようとしたsaraiがモタモタしていると、空いているもう片方の手で、saraiのかばんも手伝ってくれます。たくましい~! 無事に1階に下りることができました。

次は、ブランシュBlancheの駅からメトロに乗ります。難関のメトロの階段です。これは頑張って降りるしかありませんが、やはり下りの階段は楽ですね。転ばないようにさえ気をつければ、重力の法則で下に着きます。メトロを乗り継ぎましたが、結局、どの駅も階段しかなくて、エスカレーターもエレベーターもなし。メトロの駅も改修してもらいたいですね。横浜の京急線の我が家近くのローカル駅ですら、エレベーターが最近設置されました。ともあれ、何とか頑張り、パリ北駅Gare du Nordに到着です。

パリ北駅の荷物預かり所を探しましょう。大きな駅なのでなかなか見つかりません。結構階段が多いので、エレベータを探しながらの移動で大変です。荷物預かり所は、旅行者は大きなかばんを持っているに決まっているのだから、もう少し考えて分かりやすくして欲しいですね。駅の一番端っこにある荷物預かり所にようやく着きます。荷物をベルトコンベアに乗せて、セキュリティーのチェックです。我々自身もセキュリティーチェックを受けます。飛行機に乗るときと同じです。異状がないと、荷物室に入れます。

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荷物室の中は巨大です。しっかり場所を覚えておかないと後で荷物を取り出すときに大変です。一番奥の方が空いているし、かえって分かりやすいので奥まで行きます。

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空いてはいても、やはり壊れているロッカーも多いです。日本では考えられませんけどね。2つの荷物をまとめて収納。さてさて、料金は9.5ユーロ!

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コインでこの料金は大変ですよ。10ユーロの札の方が嬉しいかも、困っている人が何人もいます。我々は、幸いにも小銭入れの中に十分なコインがあります。コインを入れて少し待ちます。

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預かりのレシートが出てきます。

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一応それには、ロッカーの番号が記されていますが、小さくて薄くて読めたものではありません。それでも無事に荷物を預けることができて、もう安心です。

さて、この旅、最後の観光に出かけます。パリ北駅は大変、混み合っています。

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メトロのプラットホームに向かいます。

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ここから、まずはフィンランドの女性作曲家サーリアホの《貴婦人と一角獣》をテーマとした音楽に触発されて、そのテーマとなった《貴婦人と一角獣》のタペストリーを見に行きます。サーリアホの音楽についてはここをご覧くださいね。タペストリーが展示されているのはパリのクリュニー美術館Musée de Cluny、現在の中世美術館Musée national du Moyen Âgeです。
パリ北駅からメトロの4号線に乗って、オデオンOdéonまで移動します。オデオン駅から地上に出ると、そこはサン・ジェルマン大通りBoulevard Saint-Germainとダントン通りRue Dantonの交差点です。

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ここまでのメトロの移動ルートを地図で確認しておきましょう。

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ここからサン・ジェルマン大通りを東のほうに歩きます。因みに反対方向の西のほうにはサン・ジェルマン・デ・プレ教会があります。

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あっ、通りの向かい側にはスーパーのカルフールがありますね。ブリュッセルで食べたカルフール製のカップ麺の美味しさを思い出します。

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サン・ジェルマン大通りはいかにもパリらしい綺麗な通りです。交差している通りも綺麗です。これはミニョン通りRue Mignon。

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やがて、サン・ミッシェル通りBoulevard Saint-Michelと交差するカルチェ・ラタンQuartier Latinの交差点に出ます。

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交差点に道案内の看板があります。クリュニー美術館は右のほうだそうです。

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ここまでの散策ルートを地図で確認しておきましょう。

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交差点で右に曲がります。クリュニー美術館はすぐのようです。



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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
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じじいさん、コメントありがとうございます。saraiです。
思えば、もう10年前のコンサートです。
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07/08 18:59 sarai

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07/08 15:53 じじい@

saraiです。
久々のコメント、ありがとうございます。
哀愁のヨーロッパ、懐かしく思い出してもらえたようで、記事の書き甲斐がありました。マイセンはやはりカップは高く

06/18 12:46 sarai

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06/18 08:33 五十棲郁子

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コメント、ありがとうございます。正直、もう2年ほど前のコンサートなので、詳細は覚えておらず、自分の文章を信じるしかないのですが、生演奏とテレビで

05/13 23:47 sarai
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