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壽新春大歌舞伎@新橋演舞場 2017.1.21

新春はやっぱり歌舞伎を見たいですね。今回は初めて新橋演舞場に出かけます。
夕方4時半からの開演ですから、ゆっくりと出かけます。新橋演舞場は歌舞伎座のすぐ近くですから地下鉄の都営浅草線の東銀座駅が最寄り駅。まずは歌舞伎座の地下でお弁当を調達。下鴨茶寮 舞妓と天むすの地雷也の清澄の2つの豪華弁当をゲット。おやつとお茶も調達して、新橋演舞場に向かいます。今日は3階の最前列中央でなかなか見やすい席です。難を言えば、花道が見づらいです。

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配偶者がネットからプリントした演目の解説を予習しているとすぐに開演。

まずは義太夫狂言の名作、源平布引滝(げんぺいぬのびきのたき)の2段目、義賢最期(よしかた さいご)です。平家物語の世界です。主役の木曽義賢は木曽義仲の父親です。要は源氏方に組していることが見破られた木曽義賢が平家方に討ち取られて、最期を迎える場面を描いたものです。見どころは市川海老蔵が扮する木曽義賢が大立ち回りを演じる最後のシーンです。いやはや、海老蔵が大奮闘して、やってくれました。大迫力の演技にやんやの喝采が飛びます。最期を迎えるときにどーっと階段の上から真っ逆さまに下に倒れ込みます。「仏倒れ」という有名なシーンなんだそうです。凄い迫力の終わり方でした。

ここで1回目の休憩。お弁当をぱくつきます。まずは1個目の京料理の下鴨茶寮のお弁当です。

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中身はこんな感じ。高価なお弁当は美味しいです。

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続いて、三代目市川右團次の襲名披露の口上です。ずらっと幹部俳優が並んで口上を述べます。司会は中村梅玉。さすがに彼は何をやらせても上手いです。市川右近はその名前で41年演じてきて、今回、80年以上名跡を継ぐものがなかった市川右團次を襲名するそうで、よかったですね。6歳の可愛い息子さんも今まで父親が名乗っていた市川右近を襲名するとのことでダブルにお目出度いことです。

ここでまた休憩。残りの地雷也の天むすのお弁当とおやつをいただきます。なんだか、食べてばっかりです。お弁当の写真は撮り忘れました。
幕は市川右團次の襲名披露の記念の幕がかかっています。

2017012104.jpg



続いて、錣引(しころびき)の摂州摩耶山の場です。これも源平合戦の時代を描いた作品です。細かい内容よりも立ち回りが見どころです。襲名披露の市川右團次と名優、中村梅玉が演じる平家と源氏の英雄同士の一騎打ちが見事な様式美に満ちていました。

ここでまた休憩。最後のおやつをいただきます。本当に食べてばっかりです。これが歌舞伎の楽しみではあります。

最後は、猿翁十種のひとつである人気舞踊劇、黒塚(くろづか)の摂州摩耶山の場です。これは音楽をたっぷりと堪能します。長唄三味線と箏、尺八の見事な演奏に聴き入ります。普通、歌舞伎では箏、尺八がはいることは滅多にありませんが、やはり、風流でよいものです。市川猿之助の踊った安達ケ原の鬼女も最初の静かでスムーズな舞から、激しく躍動する鬼の舞まで、素晴らしいです。これではバレエにも負けませんね。まるで体操選手並みの筋力とリズム感です。市川猿之助は初めて見ましたが、立派に先代を継ぐ名優になりそうです。

盛りだくさんの内容で見ているだけで疲れました。5時間近い長時間の公演です。まるでワーグナーの楽劇をひとつ見たようなものです。新春から、よいものを見せてもらいました。

今日の公演内容は以下です。

《夜の部》

1.源平布引滝(げんぺいぬのびきのたき) 義賢最期

2.三代目市川右團次襲名披露 口上

3.錣引(しころびき) 摂州摩耶山の場

4.猿翁十種の内 黒塚(くろづか) 摂州摩耶山の場
    
主な出演者

 市川右團次
 市川猿之助
 市川中車
 市川海老蔵
 中村梅玉



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ジャンル : 学問・文化・芸術

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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
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06/18 12:46 sarai

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06/18 08:33 五十棲郁子
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