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シャルトル大聖堂:美しい色彩に満ちたステンドグラスの神秘

2016年7月21日木曜日@パリ~シャルトル/4回目

シャルトル大聖堂Cathédrale Notre-Dame de Chartresの内部を鑑賞しています。身廊を進み、翼廊までやってきました。そこから身廊を振り返って眺めます。側廊の上部に並ぶステンドグラス群と西側の大薔薇窓とランセット窓の美しいステンドグラスが見えています。天井のヴォールトも美しいですね。

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翼廊の北面の大ステンドグラスを眺めます。薔薇窓はパリのノートルダム大聖堂の工房で13世紀に制作されたもので、聖母マリアを賛美するテーマになっており、中央には聖母子がいます。下の5面のランセット窓は左から、メルキゼデクとネブカドネザル、ダビデとサウル、マリアを抱く聖アンナ、ソロモンとヤロブアム、アロンとファラオをあらわしています。

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身廊の南面にはパイプオルガンがあります。1971年に修復されたものですが、14世紀から16世紀にかけて制作されたものです。

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内陣の北面の最初の部分には、柱の聖母がその上の大きなステンドグラスを従えて、鎮座しています。

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美しい聖母子ですね。

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内陣の周囲には、精細な彫刻で聖書の物語が表現されています。そのレースのような繊細な彫刻ごしに美しいステンドグラスが顔をのぞかせています。美の究極を感じさせます。

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主祭壇の聖母被昇天像です。とても美しい彫刻ですが、この作品は時代が18世紀になってからのもので、ゴシック様式の教会とは異質の存在になっています。バロック期のマニェリスムに基づくものです。

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主祭壇前から身廊を眺めます。広大なゴシック様式の空間です。

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内陣の天井を見上げます。天井のヴォールトが周りに伸びて、そこには大きなステンドグラスが並び、色彩に満ちた光が内陣の空間に降り注いできます。ゴシック様式の美の極みです。

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聖母被昇天の像がまるでそのステンドグラスの光に吸い込まれて天上に上っていくような雰囲気です。ゴシックとバロックの様式の違いを乗り越えて、アウフヘーベンしたような美も感じてしまいます。

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視線を身廊のほうに巡らせると、天井のヴォールトの波がステンドグラスからの光に包まれて、さざ波のように広がっています。

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内陣の束ね柱は色大理石が使われた美しい柱です。

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内陣の周囲の聖書物語の彫刻群に目を遣ります。16世紀のスーラの作品と言われています。イエスの降誕の場面や東方3博士の礼拝の場面などが並んでいます。

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内陣の南面の最初の部分には、美しき絵硝子の聖母・カナの婚礼(左側のステンドグラス)があります。12世紀のサン・ドニの工房で制作されたもので、このシャルトル大聖堂のステンドグラスを代表する美しい作品です。

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美しき絵硝子の聖母の部分をズームアップしてみましょう。聖母マリアの衣は美しいブルーです。

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内陣の奥を巡ってみましょう。東の面には大きくて美しいステンドグラスが並んでいます。

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どのステンドグラスも朝の光が差し込んで美しい色彩に染まっています。

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とても魅了される美しさです。

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朝の光がよく当たっているステンドグラスはなんともいえない美しいブルーに染まっています。なるほどこれがシャルトルブルーなのねって納得のステンドグラス群に魅了されます。

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夢中になって、ステンドグラスの色彩を見入っています。時間の経つのを忘れそうです。

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もうしばらく、光の変化を楽しみましょう。



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