ランス大聖堂&シャンパーニュ地方:レピーヌのノートルダム大寺院・・・内部鑑賞その1
シャロン=アン=シャンパーニュChâlons-en-Champagneの隣の村のレピーヌL'Epineのノートルダム大寺院basilique Notre-Dameの素晴らしいファサードを鑑賞しました。さあ、内部を鑑賞しましょう。タクシーを待たせているので、ぐずぐずしていられません。内部は3層構造のこぶりな造りです。列柱の並びは美しいですね。この感じでは前期ゴシック様式でしょうか。フランスですから、フランボワイアン・ゴシック様式ですね。

身廊を進んでいきます。身廊の中ほどに木のアーチが立っています。神の慈しみMiséricordieux Comme Le Pèreという文字が書かれています。これまで、各地の教会(ル・アーヴルのサン・ジョセフ教会とか)で同様のメッセージやイラストを見ました。何でも現在は《いつくしみの特別聖年》の期間中なのだそうです。教皇フランシスコは2015年12月3日、第二バチカン公会議閉幕50周年にあたる日にこの《いつくしみの特別聖年》の開幕を呼び掛けて、2016年11月20日まで続けるそうです。(もっともこれは既に昨年終了していますね。)要は社会で蔓延している社会的、宗教的な種々の問題を憂慮して、信者たちに慈しみの精神の復活を呼び掛けていたんですね。残念ながら、今も世界はテロや差別や戦争などが続いています。

この神の慈しみの門をくぐって、身廊内を進みます。クロッシングの祭壇の上に天上から吊り下げられた十字架のキリスト像が目を惹きます。

側廊には美しいステンドグラスが見えます。

これらのステンドグラスは修復されたもののようです。

クロッシングの前に立ちます。十字架のキリスト像の先には豪華な内装の内陣が見えます。

クロッシングと内陣を区切る見事な衝立の先に美しい内陣が見えます。

こちらは北翼廊です。薔薇窓のあるべき場所の前にパイプオルガンが設置されています。扉口の上にはステンドグラスが見えます。

こちらは南翼廊です。ステンドグラスが素晴らしいですね。

これは内陣の天井と高いところにあるステンドグラスです。内陣は3層構造です。奥正面の3面のステンドグラスだけが修復されています。とても美しいですね。

内陣の祭壇です。意外に簡素ですね。

後陣の礼拝堂のステンドグラスです。

順に見ていきます。

色とりどりです。

これが最後のステンドグラスです。

内陣から側廊を眺めたところです。

北翼廊の扉口の前には井戸があります。

この聖なる井戸から汲んだ水が木の桶に溜められていて、飲めるようです。折角ですから、saraiがいただいてみましょう。何か、ご利益があるかも・・・。

まあ、普通の水でした・・・。

ノートルダム大寺院の内部鑑賞はもう少し続きます。
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