京都のお花見2017:随心院~勧修寺~祇園・白川・巽橋
醍醐寺から20分ほど歩いて、随心院に到着。

平安の女流歌人で美人で名高い小野小町が晩年を過ごした寺です。境内に入ると、左側には八重紅桜で有名な梅園が広がります。その梅園に相対して、右側には満開の桜が咲き誇っています。

見事なソメイヨシノです。

本堂前には、小野小町の歌碑に有名な和歌が刻まれています。遠景の桜が綺麗です。

満開の桜で彩られた随心院を後にします。

次は勧修寺(かじゅうじ)に向かいます。途中、山科川で満開の桜と黄色い菜の花に出会います。京都中が桜だらけですね。

随心院から10分ほど歩いて勧修寺に到着。このお寺は格式の高い門跡寺院です。お寺の前の参道には四本線の筋塀が続いています。築地塀の美しい白壁に美しい桜が映えています。

白壁の塀に似合うのは紅しだれ桜ですね。

美しい参道の先に山門があります。満開の桜が見事です。

お寺の本堂の奥に出ると、素晴らしい庭園が広がります。ハクビャクシンの向こうには桜の花が見えています。

勧修寺氷池園という池泉庭園の中央には、楼閣風の観音堂(昭和初期の建立)が満開の桜に囲まれています。

庭園の氷室(ひむろ)の池には桜の花びらが浮かんでいます。

池の端から観音堂を眺めます。観音堂の屋根の上に見えるのは鳳凰でしょうか。

桜を愛でながら、観音堂の周りを巡ります。

庭園の端から、氷室の池のほうを眺めると、樹木の中に葉をつけない剥き出しの木が異様な姿で屹立しています。

その剥き出しの木をよく見ると、正体不明の鳥がとまっています。世の中の満開の桜を嘲笑うかのような不吉な姿です。

ぞっとしながら、ここから退散することにします。大きなハクビャクシンと満開の桜はとっても美しいんですけどね。

そろそろ、お昼ごはんにしましょう。このあたりは京都の外れなので、小野の駅から地下鉄東西線で街に出ましょう。三条京阪から祇園・白川に歩いていくと、ここも桜が満開です。

大和橋から、白川に沿って歩きます。白川沿いには茶屋が並びます。満開の桜も見事です。

巽橋に出て、橋の上から白川沿いに咲き誇る桜を眺めます。

この巽橋の袂にあるお茶屋さんで桜を眺めながら、花見弁当をいただくことにします。

豪華なお花見になりそうです。
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