ザルツブルクの休日:旅の14日目
朝はホテルの近くのスーパーSPARに朝食の買い出し。牛乳やパンや果物を仕入れます。
ホテルの部屋での朝食後、ザルツブルクの町に出かけます。ホテルから町に出るのは、メンヒスベルクの岩山をくり抜いたトンネルを通ります。猛暑の中でもトンネルに入るとひやっとします。天然の冷房ですね。このトンネルはとても便利で、旧市街にも出られますが、直接、祝祭大劇場、モーツァルト劇場、フェルゼンライトシューレの会場にもつながっています。もちろん、チケットのチェックのスタッフが見張っているので、チケットがなければ入れません。ホテルから会場まで雨にも濡れず、天然冷房の通路を抜けて5分ちょっとで行けるのは贅沢の極みです。
で、トンネルを抜けて、ザルツブルク大聖堂の裏にある郵便局に孫に出す絵葉書の切手を買いに行きます。そこで不便していたPCのイヤホンもゲットしてルンルン。これでヴェッター湖でマーラーとブラームスの作曲した音楽を聴けるでしょう。次にレジデンツ広場にあるMANNERの直営店に行き、お土産を購入。これで堂々と日本に帰れます。次の課題はザルツブルク音楽祭記念のワインを買いに行くこと。これもすんなりと買えました。今日からいただくことにします。

ネットで評判のお店でランチをいただきます。ここでsaraiはワインを飲み過ぎて、ふらふらしながら、ザルツァッハ川べりの道を戻ります。
今日の総仕上げはトンネル内でみつけたシュテファン・ツヴァイク・センターを訪問することです。午後2時~4時の間しか公開していないんです。ところが、トンネル内のエレベーターの入り口が閉まっていて頑として開きません。ここであきらめるわけにはいかないので、岩山に上る階段をふーふー言いながら歩きます。ようやく、岩山の上の建物につくと、そこはちゃんと開いています。受付の女性に苦情を言うと、おかしいわね、横のボタンを押すとちゃんと入り口は開くはずよ。でも、ごめんなさいねって言います。後でもう一回チェックしてみましょう。センター内のツヴァイクの展示を見て、小冊子と絵葉書を記念にいただきます。カプツィーナー山にある旧ツヴァイクのヴィラの場所も教えてもらったので、時間があれば、見に行きましょう。帰りにエレベーターでトンネル内の入り口に行くと、横に入り口を開錠するボタンがしっかりあって、機能していました。無念!
この後、ホテルで休んで、夜はアンドラーシュ・シフの3回目のリサイタル。素晴らしい演奏にうならされました。
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