マイヤーホーフェンの1日:ツィラータール鉄道、出発GO!
イェンバッハ駅Jenbachのツィラータール鉄道ZillertalbahnのホームでマイヤーホーフェンMayrhofen行のディーゼルカーの出発を待っているところです。車内にはツィラータール鉄道のイェンバッハからマイヤーホーフェンまでのルートが貼られています。途中には16の駅がありますね。

出発までに、まだ15分ほどあるので、いったん車内を出て、ホームを見て回ります。このイェンバッハ駅はツィラータール鉄道のターミナル駅です。線路の終端の車止めがあります。

これが今から出発する3両編成のディーゼルカーです。ローカル色に満ちています。

ホームから見える低い山には、まだ、雲がかかっていますが、青空も広がってきています。天気が回復していくのを期待しましょう。

イェンバッハ駅の構内案内図があります。北側(図では上)にオーストリア国鉄ÖBBの駅舎があり、その右にアーヘンゼー鉄道Achenseebahnがあります。真ん中にオーストリア国鉄の1~4番線のホームがあり、南側の21~23番線のホームがこのツィラータール鉄道です。このようにイェンバッハ駅はチロル観光の拠点になっています。蒸気機関車の走るローカル線が2つも集約されている駅って、極めて珍しいですね。

でも、残念ながら、今から乗るのは、このディーゼルカーです。もう、1時間早く行動すれば、1日に1本の蒸気機関車に乗れたんですけどね。実は後で、嬉しい驚きが待っていましたが、それは後のお楽しみ。

ところでこれがその蒸気機関車のパンフレット。時刻表も記載されていますが、帰りの時刻はマイヤーホーヒェン12時7分発なので、もちろん、乗るのは無理です。

さて、黄色い建物が見えますが、これはツィラータール鉄道のオフィスです。チケットもそこで買えるようですが、車内でも買えるそうなので、あえて行きません。その向こうには車庫も見えています。ここがツィラータール鉄道の本拠地です。

もう、出発まで10分ほどです。そろそろ、車内に戻りましょう。配偶者は車内で待っています。

出発直前になって運転手が乗り込んできます。車掌さんはホームで誰かと話し込んでいて、出発時刻になって、ようやく乗車。実にのんびりしています。さあ出発です。駅構内に停車している貨車には木材が満載されています。チロルの山から切り出した木材の集積地でもあるようです。

すぐに緑の野に出ます。美しいですね。

車掌さんが車内を回ってきます。マイヤーホーヒェンまでのチケットを購入します。一人14.8ユーロです。まあまあの価格ですね。

チケットの販売と改札を終えた車掌さんは隣の車両に移動していきます。人のよさそうなおじさんです。

チロルらしい風景の中を走ります。山がまだ雲で覆われています。でも綺麗な景色です。

停車した駅で小さな子供たちが車両に乗り込んできます。遠足にでも出かけるんでしょうか。このローカル鉄道は観光客のものではなくて、地域の人たちの足になっているんですね。

まだ、ツィラータール鉄道は走り出したばかり。ローカル鉄道の旅をゆっくり楽しみましょう。
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