マイヤーホーフェンの1日:ツィラータールのメルヘンのような風景
イェンバッハ駅Jenbachからツィラータール鉄道ZillertalbahnのディーゼルカーでマイヤーホーフェンMayrhofenまで向かっているところです。
沿線で目立つのはヨーロッパでは定番の自転車野郎たちです。野郎といってはいけませんね。女性も多いです。電車に自転車を積み込む人たちも多いのですが、この人たちは車に自転車を積み込んで移動しているようです。

ツィラータール鉄道は両側が山に囲まれたツィラータールZillertalという盆地のようなところを走ります。その平坦地は緑の牧草地になっていて、長閑に牛たちが草を食んでいます。村には小さな教会が立ち、この世の平和を絵に描いたような風景を作り出しています。

イェンバッハの方向を眺めると、まだ、雲がいっぱい出ていますが、どうやら、その雲を置き去りにして、青空のマイヤーホーヒェンに向かっているような気がします。これが希望的観測でないことを願っています。

谷あいのような盆地に牧草地がずっと続いています。

山の斜面にも緑の牧草地が広がっていて家が点在しています。これがチロルらしい眺めだと感じます。メルヘンのような美しい風景です。

山の斜面の牧草地は樹木で囲まれて、まるで区画に分かれているような感じです。こういう風景を人が営々と作り上げてきたんですね。

車窓に見えるチロルの風景に魅了されて、ずっと見入ってしまいます。

どこまでも美しい風景が続きます。

線路に沿ったサイクリングコースを多くの人がたくましく走っていきます。気持ちよさそうに風を切って走っていますね。

サイクリングコースと緑の牧草地、斜面がパッチワークのように牧草地と樹木になった山、それらがセットになって続いていきます。写真では見えませんが清流も並行して流れています。

目的地に向かって走っていると、どんどんお天気がよくなってきます。マイヤーホーヒェンは快晴に違いありません。

牧草地の牛たちも美しい風景の一部と化しています。

最初はがらがらだった車内も駅に停車する度に乗客が増えていきます。50分ほどでマイヤーホーフェンに到着です。駅に着いてびっくりです。いろんな所からのバスも来ているようですが、どこからやってきたのかウォーキングスタイルの人でごった返しています。

さてと、どっちに向かおうか、駅前に出て、方向を定めましょう。

実はこのマイヤーホーフェンでもロープウェイで山に登ります。駅の構内を見渡すと、ロープウェイ乗り場への方向を示す案内板があります。ペンケンバーンPenkenbahnとアホルンバーンAhornbahnへの標識です。

そちらの方向に向かおうとすると、驚きの光景に出会います。それは・・・。
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