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アーヘン湖の1日:蒸気機関車の楽しみ、極まれり・・・でも、うるさい!

2016年7月30日土曜日@イェンバッハ~アーヘン湖/3回目

イェンバッハJenbach駅でアーヘンゼー鉄道Achenseebahnのアーヘン湖Achensee行きの蒸気機関車が牽引する客車に乗り込んだところです。まだ、発車までに15分ほどありますが、客車内は超混雑状態。席を求めて、探している人でいっぱいです。

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我々は窓際の最上の席をゲットしているので、余裕で出発を待っています。やがて、出発5分前になります。

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案の定、乗れない人が出てきます。もう一台蒸気機関車が準備に入ったので臨時便が出るのでしょうか。客車を1両だけ連結しているので、通常の編成ではありませんね。

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私たちが乗った列車は威勢よく汽笛を鳴らして出発します。後のことは分かりませんが、臨時便が出なければ45分後の出発になります。早めに来て本当によかったです。

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客車には通路がなく、1ボックスごとに出入り口があるだけなので、車掌さんの検札も客車の外側からです。車掌さんも大変ですね。

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小さい子供たちと、その付き添いの大勢の大人を乗せた蒸気機関車は、賑やかを通り越してうるさいの何の・・・。シュッシュッポッポッシュッシュッポッポッ、ワイワイガヤガヤワイワイガヤガヤ。リズムよく、一直線に急勾配を登っていきます。この鉄道はアプト式軌道なんです。登山列車そのものです。

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沿線の風景は長閑そのものです。

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線路沿いの家の人や沿道を行く人や農作業の人達が手を振ってくれます。大人気です。

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どんどん高台に登っていき、イェンバッハの町も眼下に見えるようになってきます。

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やがて、最初の駅、ブルゲックBurgeckに到着。

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とても鄙びた駅です。

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赤ちゃんを抱いた若いママが乗り込もうとします。超満員なのにどうするかと思っていたら、車掌さんが何とか乗る場所を確保します。ヨカッタ・・・。

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また、蒸気機関車は上り坂を元気よく進み始めます。もちろん、のろのろではありますが、シュッシュッポッポッ・・・。

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山の中に入っていきます。

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チロルっぽい山が見えてきます。

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50分の行程のうち、ようやく半分近く走ってきました。山に登っていくので、とてものろくて、なかなか進まないんです。登山鉄道、そして、蒸気機関車の楽しみが極まるような旅が続いていきます。それにしても、乗客も蒸気機関車もうるさい!



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首都圏の様々なジャンルのクラシックコンサート、オペラの感動をレポートします。在京オケ・海外オケ、室内楽、ピアノ、古楽、声楽、オペラ。バロックから現代まで、幅広く、深く、クラシック音楽の真髄を堪能します。
たまには、旅ブログも書きます。

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