ウンタースベルクの頂上でランチ
ウンタースベルクUntersbergの頂上に続くハイキング道を散策しているところです。戦争の慰霊碑が立っている小高い丘から、今まで歩いてきたハイキング道のほうを眺めます。ハイキング道の右手には見える小高い展望台が見え、ロープウェイの頂上駅は坂の向こうに隠れています。

こちらはハイキング道のこれから先の方向です。道は急坂でどんどん登っていくようです。とてもこれ以上は進めません。ここを最後に元来た道を戻るしかありません。

ロープウェイの頂上駅のほうに向かって、ハイキング道を戻ります。もちろん、坂が連続して、結構、帰り道も厳しく、休み休み歩きます。ただ、道の傍らには可愛い野草の花が咲き、心が和みます。

チロルでも見かけたホタルブクロが咲いています。

ようやく、頂上駅近くの山小屋風レストハウスが見えてきます。下って、上れば、到着です。

傍らの石の間からはホタルブクロの群生が顔を出しています。

ホタルブクロはいっぱい咲いていて、とても綺麗ですね。

坂をほぼ下り終え、いよいよ上り坂にかかります。レストハウスに向かって、ひと頑張りしましょう。

何とか登り坂をしのぎ切って、レストハウス前に到着。連なる山々の景色が望まれます。

ここで、お昼を食べていきましょう。注文した料理が届くまでは、まわりの景色を楽しみます。

近くの山も切り立った岩山です。

いただくのは意外にお洒落に盛り付けられたソーセージです。

スープもいただきます。

眺めと昼食を楽しんでいると・・・日本語が!
この旅ではほとんど日本人に会っていません。こんにちは・・・と声をかけると、愛想のよいお二人で、楽しくおしゃべりが始まります。ご夫妻は見晴台に行ってくると言うので、一旦別れましたが、その後は、バスでザルツブルクの街に戻るまで、ずっと、いろんな話で盛り上がります。
明日からウィーンに向かうというお二人とバスの中で別れ、ホテルに戻ります。
ホテルの前に戻ってきたところで、お向かいに立つ教会がふと目に入ります。

ちょっと中を覗いてみましょう。

中庭に入ると、美しいイタリア式回廊が続いています。

中庭ではなくて、お墓があるので墓地ですね。

聖セバスチャン墓地St.Sebastian-friedhofという墓地です。

教会は聖セバスチャン教会St Sebastiankircheです。内部は綺麗なバロック様式の空間です。

教会を見ながら、去りますが、何か心にひっかかるものがあります。

記念碑の銘板があるので、読んでみると、モーツァルトの名前が出てきます。どうやら、ここにモーツァルトの妻コンスタンツェと父レオポルドが葬られているようです。

今日は疲れたので、また、明日にでも、お墓を探してみましょう。
ホテルで一服して、ブッフビンダーのピアノ・リサイタルに出かけます。これが今日のチケット。祝祭大劇場が会場です。

素晴らしいベートーヴェンが聴けました。今日も楽しいコンサートでした。コンサートの詳細な記事はここに既にアップ済みです。
会場の祝祭大劇場を出ると雨です。1本の傘で帰ります。土砂降りではありませんが、半分以上の人は傘なしで濡れながら歩いています。仕方がないと思っているのか、これが普通のことと気にしていないのか分かりません。ホテルのすぐ近くにある、初日に親しくなった和食・中華料理店で軽く食事をして帰りましょう。もう私達は最後の仕舞い客です。お店のお兄さんお勧めのエビチャーハンとトリチャーハンを食べます。お味噌汁付きで、なかなか美味しいです。
ホテルに戻り、またブログ書きです。ウンタースベルクで出会った日本人の方からメールがさっそく届いていました。旅のお友達との交流は嬉しいですね。
明日はカウンター・テノールのベジュン・メータのコンサートです。その前にお天気がよければガイスベルクの丘にでも登ってみましょう。
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